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2017年6月22日木曜日

タイの建設ラッシュ






我が家の三階の窓から移した写真
奥に見えるのが最近完成したホテル




2020年の東京オリンピックを控え、マンションの値段が上がっているそうです。


今マンション購入を考えている方は、もう2-3年待つと良いようです。


オリンピックが終わった後には、今よりも大幅な値下げが期待できそうです。

家という大きな買い物は一生に一度あるかないかですから、時期を間違えずに購入したいものです。


同じ物件なのに、数千万円も違うなんて・・・ショックですよね。




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目次

1.我が家の周りの建設ラッシュ

2.タイの家の活用方法

・洗濯屋
・雑貨屋
・コインランドリー

 を繁盛させるポイント


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中央右側が建設中のタウンハウス
左奥の赤い屋根もまだ新しいアパート





今、タイのナコンラチャシマにある我が家の周りも建設ラッシュです。


15年前に越してきた時、三階建ての我が家からは遥か遠くまで見渡すことができ、


行事があるごとに東西南北、いろいろな方向で打ち上げられる花火も一望できました。


が・・・


ここ数年高い建物が次々と立ち並び、また中には巨大化した木によってさえぎられる事もあり、


東南方向のみ花火の上60%がやっと見えるような状況になっています。



長い間空き家だった近所の家も取壊されて約一年、4ヶ月ほど前から工事が始まり


もう仕上げ段階に入っています。



タイでは建設業者(大工さん)の方々は、基礎作りが終わると、そこに住み込み仕事をします。

(中には家族全員が来る事も。子供もです、そして犬や鶏まで)

日本では作業員用の小屋を(寄宿舎)を作りますが、そうではなく建設中の建物に住み込むのです。


つまり・・・新築であってもすでに大工さんたちが住んでいた家ができあげるわけです。


そこでご飯を作り、水を引いてお風呂に入り、洗濯をして、もちろんそこで寝て・・・


新築の家に越してきた時には、もうすでに『蟻』も住んでいます。


彼らが食べこぼしたり、食べ残したものを求めて集まってきた蟻達です。



『新築なのに・・・いやだね』と娘も言います。


私達が住んでいる家も、建設中は大工さんたちが住んでいたわけです。


そう考えると気持ちのいいものではありませんが、タイではそれが普通のようです。


近所の人は、工事過程を毎日見ていたりして、間取りも全部分かっています。


それもなんだか・・・いやですね。








我が家の北側の空き地でも、「かーんかーん」と



音が鳴り響いています。基礎工事が始まったようです。(右写真)


今度は何が建つのでしょうか?



その隣の木が茂っている場所も空き地です。


更地にしてからすでに十年以上経ちますが


買い手がつかず、今でも空き地です。


門があるので、子供が入って遊んだりする事はできません。



もう数え切れないぐらい伐採をしていますが(土地がいいのでしょう。すぐに森のようになってしまいます)


いまだに空き地のままです。







建設風景で興味を引かれるのは、鉄筋で骨組みを作った後に小さなレンガを

ぺたぺたと積み上げていく作業です。



簡単そうに見えて、きっと難しいのだと思いますが『やってみたい』と思ってしまいます。



ぺたぺたと積み上げたレンガの表面を、セメントで覆って仕上げます。



タウンハウスの一階部分は、店として活用できるように、入り口はシャッターです。



人によっては普通の家として使うので、シャッターの内側にガラス戸などを

取りつける必要があります。




時々ドアもなく、シャッターを開けたまま床で昼寝をしているおばあさんの姿なども


見られます。


小さな路地に入り込んだ家ではなく、表通りやある程度人通りがあり


隣近所に店などがある場合に限られると思いますが・・・

(近所の人が見ているから危険ではない)


こういう家で開店するのは・・・


1.『洗濯屋』・・・一枚20バーツとか一ヶ月契約で600-800バーツ

        洗濯、アイロン仕上げをしてくれます。


   繁盛するポイント・・・アイロン仕上げの腕?だと思います。


タイの人は、どんなものにもアイロンをかけます。


手洗いで干すと生乾きで臭くなるので、乾かすためのアイロンだったのかと思いますが


今では、きちんとアイロンが掛かったものを着たいという人が多いようです。


びしっとアイロンされているのだけど、生地はよれよれ、てかてか(あて布をせずにアイロンするため)になっていて、???不思議です。


見た目はびしっでも、生地を痛めたら何にもならない。


多少しわがあってもいいのでは?と、私は未だに不思議でなりません。



アイロンと共に、好んで使われるのが『ハイター(漂白剤)』です。


学生服のシャツを白くするためにハイターにつけて・・・


名前の刺繍の色が落ちている子供を多く見かけます。


そして柔軟剤。


洗濯屋ではひとり分(何着か)の洗濯物に、200-400mlの柔軟剤を使うようです。(娘が見たと言っていました)


以前柔軟剤で皮膚がかぶれたので、我が家ではあまり使いません。


タイの人は匂い・香りを気にするので、大量に使うのでしょう。


アイロン用
Hygineは子供用なので使っています。

その後アイロン用の液を水代わりに吹きかけます。


もちろんそれも香り付です。




我が家の娘達は、制服を2着ずつしか持っていません。


毎日洗濯すれば充分だから。


娘の友達はたいてい3着以上持っています。中には月曜から金曜までの5着持っている子もいます。


自宅で洗濯しないので、間に合わないからというのが理由のようです。


3年間その制服を着た結果、娘と友達の制服に大きな差が見られたそうです。


2着しかなくて毎日洗濯した娘の制服の方が『綺麗な状態を保っていた』そうです。


『どうやって洗濯しているの???』と聞かれたそうです、


何事もやりすぎは良くないという結果かと思いました。

(単に私が適当なのかも知れませんが・・・)


今年中学を卒業した次女の制服(1着)は、近所の中学二年の友達の所へ行きました。

(洗い替えがたくさんあったほうがいいから、欲しいと言われて)




2.『雑貨屋』・・・

    駄菓子から調味料・洗剤などの日用品を所狭しと並べて売る店。


   繁盛するポイント・・・そばにアパートがあるかどうか。


一人暮らしで仕事をしていたら、遠くに何かを買いに行くのは面倒です。


帰宅した彼らが欲しいと思うものを、準備すれば良いのです。


氷・水などの飲料・お菓子・日用品


簡単な食事も屋台風にオーダーを受けて作る事ができれば、必ず毎日利用してくれます。


美味しければ!ですが・・・


卵焼き・焼飯・ガパオライス・野菜炒めなどなど。



3.『コインランドリー』


   繁盛のポイント・・・そばにアパートがあるかどうか。


水を買うことができる。(ペットボトルに水を補充する機械が必需品)


タイの携帯はシームを入れるタイプが主流なので、通話代を補充できる設備がある事も必要です。


一箇所で全てが済むように工夫がされている所に人はいきます。


そのそばに食事ができる場所があれば、洗濯が終わるのを待つ間に食事もできます。


そういえば何かで聞きましたが、カフェの中にコインランドリーがある国もあるようです。


食事やお茶を飲みながら、ゆったりと待つことができます。



と、言うわけで、前述のようなタウンハウスが多く、上記のような店が連立して

いるので競合店が多いのが現状です。




たくさん建てすぎて、入居する人がいないまま数年立っている物件も多く見られます。


すでに商店が多い場所では、駐車場を経営するという手もあると思います。


タイでは路上駐車が多く、車同士が行き交えなかったり、自転車や歩行者が邪魔者にされることが多いので・・・


我が家の周りもアパートが増え、中には車を所有している人もいます。


アパートの敷地内には駐車できず、周りの家の塀際に止めていたり、

我が家の庭にまで止める人も中にはいます。


(理由があって門がなく、誰でも自由に出入りできます)

開いている所にはどこにでも止めてしまうので、駐車場を作ったらいいのでは?とも


思います。


何を作るかは地主の自由ですが、有効に使えるものを作って頂きたいなと


建設現場を見かけるたびに思うこのごろです。


読んでくださりありがとうございました。






        

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