首長族の女性が開いている民芸品店 |
知人の手伝いのため、タイ北部に行ってきました。
今回は、メーホンソン県の山岳民族を訪ねるため
ボートに乗りサーイ川を下っていきます。
この川の水は、ヒマラヤ山脈からの雪解け水が流れていて
落ちたら冷たくて危険だと、一緒に行ったタイ人の友達が言っていました。
彼女はそれを確かめるために、サンダルタイプの靴を履いていったのです。
手で触れば済むのでは???と思いましたが・・・・
(船着場で裸足になった時『冷たくて気持ちがいい』という温度でした)
向こう岸はミャンマーです |
向って左側がタイ王国 右側がミャンマー |
手渡された救命胴衣は、なぜか?前を止める事ができません。
川の向こう岸は、ミャンマーです。
川幅は200メートルほど。
雄大な山脈が続いています。
以前もブログに書きましたが、第二次世界大戦で出兵した父方の祖父は
昭和19年にミャンマーで銃撃され、戦死しています。
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我が家にとっての戦争
会った事のないおじいちゃん。
母方は写真もなく、どんな顔をしていたのかも分からないし、母もまだ幼かったので、どんな父親だったのか、覚えていないようです。
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私が生まれる前に、既にこの世を去った祖父に会えるような気がして
祖父に思いを馳せながら川を下りました。
乾季の割には、それほど涼しくない気候でしたが
ボートに乗っている間は日差しも和らぎ、心地良い風が吹いて
目的地までの約一時間、とても気持ちの良い時間を持つことができました。
目的地に着くまでの間に何箇所か停まり、人が降りていきましたが
安全に降りられるような船着場ではなく、岩場のようなところに飛び移るように
現地の人たちは、降りていきました。
私が降りた船着場は、白い砂浜状でした。
砂浜は、満ち潮で泥状になっていたので、(海の波打ち際のよう)
靴を脱いで歩きました。
白い砂浜 |
帰りは上りのためか、行きよりも長く感じましたが
同乗していた方の中には、居眠りする姿も見られほど快適でした。
運賃は、往復約100バーツ。
バンコクに住んでいたころ、チャオプラヤー川を流れるボートで通勤していましたが
汚い水しぶきを上げて走るボートに比べ、大自然の中を走るボートでの川くだりは
とても快適な時間でした。
もっとも、バンコクのボートは渋滞を避けるために、
やむを得ず使う移動手段なので、臭い・汚いは仕方がないのですが・・・
チェンマイでは像のショーを見ました。
像が描いた絵です(下の写真)
像のショー |
象の背中に乗って川下り |
タイ北部を旅した七日間、色々な体験ができました。
タイは現在乾季なので、観光には最最適な季節です。
機会があったら、ぜひ訪れてみて下さい。
特に北部は涼しく、朝晩15-19度、昼間でも24-30度くらいの気温です。
昼間は半袖・朝晩は上着が'必要です。
読んで下さりありがとうございました。
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