ブログ アーカイブ

2016年10月6日木曜日

『場ちがい脂肪』の怖さ!

__________________________________________________________________________________

目次


1.場ちがい脂肪って?

1-1.脂肪の種類
 1-2.第一の脂肪・皮下脂肪
 1-2.第二の脂肪・内臓脂肪
 1-3.第三の脂肪・場ちがい脂肪

2.場ちがい脂肪の特徴とそれによる病気


 2-1.特徴A.最後に付いて、最初に落ちる
 2-2.特徴B.筋肉が、場ちがい脂肪に置き換わる
   A.症状
   B.あなたは大丈夫?筋肉チェックの仕方!

 2-3.特徴C.心臓に付く

3.私達の健康をひそかに蝕む、場ちがい脂肪から身を守る方法

3-1.好きな音楽を聴きながら、ダンス!

_________________________________________________________________________________ 


 1.場ちがい脂肪って?                                                              



 1-1.脂肪の種類


  ・第一の脂肪・・・皮膚のすぐ下
  ・第二の脂肪・・・内臓脂肪
  ・第三の脂肪・・・場ちがい脂肪


 1-2.第一の脂肪・皮下脂肪



私達の体は、食事で栄養を摂取し、あまりを皮下脂肪として蓄えている。
適度な皮下脂肪は生きていく上で必要なもので、病気にはつながらならない。


 1-3.第二の脂肪・内臓脂肪


溜まりすぎて皮下脂肪としての許容長を超えると、腸の周りに付きだす内臓脂肪となり、
生活習慣病に繋がる原因のひとつとなる。


 1-4.場ちがい脂肪



そして内臓脂肪の許容量も超えると、行き場を失った脂肪は、本来たまってはいけない場所
である場違いな場所に溜まり、様々な病気を引き起こす大きな原因となる。



皮下脂肪や内臓脂肪は、本来脂肪が溜まる場所に溜まるが、たまってはいけない場所に溜まるのが、この「異所性脂肪」(場ちがい脂肪)である。


 場違い脂肪とは医学的に、「異所性脂肪」と呼ばれている


 気がつかないうちに体のあちこちに溜まっていき、痩せられない原因になる。





 2.場違い脂肪の特徴とそれによる病気                               



 2-1.特徴A.最後に溜まって最初に落ちる



・太っているから、場違い脂肪が多いという訳ではない。

・痩せていて皮下脂肪に溜められないために、多い場合もある。

・肥満体型でなくても、体重が以前と変わらなくても、場違い脂肪が溜まっているかもしれない




皮下脂肪が溜まるというのは、個人差が大きい。必ずしも太っているわけではない。
たとえば「良く食べるのに。太らない人」は皮下脂肪として貯められないつくりになっている。
そういう人が突然、健康診断で今までは何も言われなかったのに、突然『脂肪肝』と
言われたりする

自分は余り太っていないし、暴飲暴食もしていないのに・・・
これは、肝臓に場違い脂肪がついた為。


 脂肪肝は、一番分かりやすい場違い脂肪の溜まる場所




 すい臓の細胞の中にも入り込み、正常な機能を壊してしまう。



 場ちがい脂肪が溜まると、それぞれの臓器の働きがうまくいかなくなり、様々な病気を

 引き起こす可能性がある。



     運動をすれば落とす事ができる。



 2-2.特徴B.筋肉が場ちがい脂肪に置き換わる



 加齢や運動不足が原因で、筋肉の量が減ると、そこに場違い脂肪が入ってくる。

 これをサルコペニア肥満と呼ぶ。


 A.症状



 ・筋肉に場違い脂肪が入ってくると、筋肉の働きが悪くなる。

 ・筋肉が減ってきて歩けなくなる。

 
歩けなくなる原因の大きなひとつであり、それによって、他の病気が引き起こされる原因となる。

筋肉が、場ちがい脂肪に置き換わってしまった女性は、医師から、

「ちゃんと運動しないと将来寝たきりになる」と言われた。

見た目は普通の体型なのに、体脂肪率はなんと、48%もあった。


「手を長く上げているのが辛い」ドライヤーで髪を乾かすことができない位だったという。




 B.あなたは大丈夫?筋肉チェック!の仕方!


 1.ビンの蓋が開けられなくなった

 2.ドライヤーを長時間もつと腕が辛い

 3.スリッパを履くと躓く事が増えた

 4.片足立ちで靴下が履けなくなった

 5.最近に脳でのたるみが気になる

 6.最近猫背になったと言われる


 ***上記のひとつでも当てはまれば要注意!

     筋肉が場違い脂肪に置き換わっているかも***


1.2.5.腕の筋力が低下した時に起こる項目


3.4.は足の筋力が低下した時に起こる項目


6はインナーマッスル(体幹の筋肉が弱くなった時に起こる項目


 C.より具体的に調べる方法


  C-1.握力を調べる


筋肉の中に脂肪が入った状態では力が出ない。


 ・握力(利き手)男性26kg未満

  女性18kg未満の場合は要注意。




 C-2.以下4点をチェック



  1.非常に寒がりか?

  2.すぐにお腹がすき、我慢できないか?


  脂肪とは、飢えや寒さから身を守るためにつくものだから、

  脂肪をうまく使いこなせない体質になっている


  3.運動すると、すぐ息切れするか?


  女性は50歳を過ぎると筋肉が衰えていくので、ダイエットする場合は食事だけでなく、

  運動も取り入れる様にする。


  4.二の腕がたれていないか?(女性)



筋肉は、脂肪の代謝を促す物質を出しているので、筋肉を適度に鍛えて行くと、脂肪のつき方が
コントロールされて、適正になるし筋肉も強くなる

筋肉を鍛えていけば、場ちがい脂肪は落ちていき、筋肉量が増え正常な状態に戻す事が出来る。





 2-3.心臓にくっつく


不規則な食生活。運動不足の人は、心臓に場違い脂肪(心臓周囲脂肪・・・

心臓の周りにべたっとついている脂肪)がついている可能性も・・・


心臓の筋肉血管にも脂肪が付き、結果として動脈硬化で血管が詰まりやすくなる。


この脂肪が、心臓を養ってくれる血管冠動脈にも悪さをする可能性が非常に高く、

心筋梗塞・狭心症などを引き起こす。



           





3.私達の健康をひそかに蝕む、危険な場違い脂肪から

  身を守る方法。



 3-1.好きな曲を聴きながら、ダンス!



フラダンスは場ちがい脂肪そのものに、働きかける効果と

インナーマッスルを鍛えて、代謝を上げる効果がある。


このダブル効果で、楽しく・無理なく・簡単に・脂肪を撃退!


また、常に中腰の姿勢で踊るため、骨盤周りや太ももなど、大きな筋肉が鍛えられる。



 1.基本姿勢・・足は平行で、こぶし2個分位開いて立つ。

 2.上体をまっすぐ保ったまま腰を落とす。

 (お尻の穴がかかとの上に来るように)

 3.そのまま体重を左右に移動させる。

 4.体重移動をを意識しながら左右に2ステップ

 5.右手を斜め上に上げ、左手を頭の上で大きく回す

 (肩甲骨が動いている事を意識する)

 6.左右の手を変えて同様に行う。


   ***好きな音楽1曲分を目安に行う。***



写真のように(ひじを曲げて、伸ばす)頭上で大きく回転させる
この時、肩甲骨を使うのがポイント



 『場ちがい脂肪』が、筋肉に変わって居座るなんて・・・怖いですね。
大丈夫かな?ととても不安になりました。見かけや体重は変わらなくても、ひっそりと
忍び寄られているかもしれません。腕のたぷたぷ贅肉が気になっていたので・・・

早速『フラダンス』をやってみようと思います。
皆さんも是非!






0 件のコメント:

コメントを投稿