皆さんは、毎日の食生活において、何を気をつけていますか?
私は以下の四つです。
1.食べすぎ
2.味付け(濃すぎないように)
3.食材がいたんでいないか’?
4.肉・加工品などの摂り過ぎ
日本人は塩分の摂り過ぎだといわれていますが、タイ食も結構味の濃いものが 多くあります。
タイでは惣菜が市場や路上の屋台で売られ、注文食堂でも、食べたいものを作ってくれます。
我が家は殆ど利用しませんが、夫がたまに買ってくる物は、味が濃くてちょっと・・・
というものもあります。
暑い気候なので、味の薄いものはいたみやすいから、なのかもしれませんが・・・
私と長女は薄味が好きなので、スープ類もそのように作ると、次女はそれにしょう油を
プラスして、飲みます。
この間残りを飲んだら、殆どしょう油の味でまずかったです。
入れすぎないように注意していますが・・・父親似なのでしょう。*****
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目次
1.食生活で気になること
2.食の有害性に「どう対処したら良いか?」
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1.食生活で気になること
・一般のイメージ・・・有害物質・添加物・農薬
・研究者のイメージ・・暴飲暴食・飲酒・微生物(食中毒)
健康の損失ランキングの1位は・・・
全体として不健康な食事と喫煙+運動不足+アルコールの過剰摂取です。
発がん性物質やトランス脂肪酸などを上回っています。
農薬や添加物は5位にも入っていないそうです。
**日本人が特に気をつけなくてはいけないのは、『塩分の摂り過ぎ』です。
世界的に見てトップレベルの摂り過ぎであると言われています。
2.食の有害性に「どう対処したら良いか?」
困っている方も多いと思います。
・ハム・ソーセージなど・・・癌を発祥する恐れがある。(WHO)
・マーガリン・・・・・・・・『トランス脂肪酸』が肥満や心臓病などを引き起こす可能性
がある。 米食品医薬品局(FDA)
・米・・・・・・・・・・・・砒素(発がん性物質)スウェーデン食品庁
このような情報により、消費者はどうすればよいか分からなくなり、購入を控える傾向にありますが、
『発がん性物質』というのは色々な食材の入っているので、一つの食品を摂らないことにするだけでいいのでしょうか?
化学ジャーナリスト・松永和紀氏の言葉を引用させていただきました
『危険』『有害』という、マイナス面が強調され、摂取量などの目安が正しく伝わっていない。
ネットで『良い』『悪い』マルかバツか?のふたつではなく、リスクがどのくらいなのかで判断する事が大切
・接収量が多ければ、リスクは大きい。
・摂取量が少なければ、リスクも少ない。
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食の安全性の関しての情報を発信する、内閣府「食品安全委員会」は難しい状況に
おかれています。
たとえば『マグロ』などの食品には』水銀』が含まれているため、妊娠している人には
1回約80g 週1回までなどという目安が作られました。
日本人の主食である『米』にも、『天然の砒素』が含まれていることから、科学的評価を実施し、
『現状の食生活では問題があるとは、考えていない』という見解を発表しました。
ところが海外から、こうした結果とは異なる情報が発信されています。
スウェーデンの食品庁から、『米』に関する研究結果を公表されました。
スウェーデンでは週に数回『米』を食べる習慣があるが、毎日になると健康へのリスクが高まる恐れがあるとして、注意喚起を行いました。
その際、参考にしたのは『中国やバングラディシュ」における、飲料水中の砒素における
健康被害のデータでした
2016年1月から『EU』全体でも。『米』の摂取量に「基準値」が適用されました。
これを受けて、食品安全委員会では、『米』に関する評価は変わらない言う見解を出しています。
というのも、
「海外での調査は「生活環境」が異なるため、単純に日本に当てはめる事はできない」
としています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国によって分かれる評価。どの様に情報発信していけば良いのか?難しい課題です。
これが良いこれが悪いと言う考え方ではなくて、食生活全体で考えたほうがいいのです。
『米食』ではない国の人は、『米』に対して気になり、逆に『米食』である日本人の中には、
『肉』に対して几帳面(気になる)ことがあります。
砒素には発がん性物質が含まれています
『お米に?』と驚くが、今の所、癌が増えているということはありません。
EUでは、アジアの人が(移民など)で増える傾向にあるので、警戒して早めに警告しました。
逆に、日本は『米』の摂取量が、減っています。
食事におけるお米の比重が海外と日本では異なります
主食を変える。『米』を『パン』にすると脂質の摂取量が上がります。
これもまた、弊害があるでしょう。
今の所の対処法として、
栽培・品質改良で『米に含まれる砒素』を減らしていく取り組みがなされています。
マーガリンの『トランス脂肪酸』に関して、WHOは、『1日のエネルギー摂取量の1%未満』
アメリカ人は1日2,6%摂っているが、日本人は0.3%と問題ありません。
毎日アメリカ人並みにマーガリンを摂取している人は、マーガリンをバターに変えたら
良いという話ではありません。
バターには『飽和脂肪酸』が含まれ、たくさん摂りすぎると、「心臓疾患」のリスクが高まる傾向があります。
日本人は飽和脂肪酸を取りすぎている人が多いのです。
だから、トランス脂肪酸のリスクだけを見つめて、摂取量を控えると逆に飽和脂肪酸を摂り過ぎ、別のリスクが生まれる事になります
結局『バランスの取れた食生活をしましょう。』という事になります。
片方のリスクだけを見つめず、両方を見つめてほどよく摂取することです。
様々な食品情報に惑わされず、まずは疑ってかかる事も大事だということですね。
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