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2017年3月31日金曜日

親切なタイの郵便配達員









{目次}

1.タイの郵便事情
2.毎日のように郵便物が届く家
3.親切な郵便配達員





 1.タイの郵便事情                






最近はメールなどで用件が済むので手紙を書くことも少なくなり、郵便局の仕事も減っているようです。



それに伴い人員も削減され、仕事量も増えサービスは悪くなり、


更に利用者が減ってしまっているのが現状のようです。



中には他人の郵便物をあけて、中のものを(金品)取る人がいるのも事実です。


私も何度か日本から送られてきた手紙が、届かないことがありました。


厚めの封筒にはお金が入っていると思い、開けてしまいそのまま捨てられるわけです。


大事な手紙なのに・・・



本当は郵便物にお金を(紙幣)入れてはいけないのですが、海外に住むタイ人の中には

家族宛てに、ドル紙幣を数枚結入れて送る人もいるようです。

でも・・・


『届いたことがない』と苦情を言っているニュースを見たことがあります。



日本の様に『現金書留』が必ず届くことは、タイの人にとっては不思議なことのようです。


お金が入っていることが分かっているのに、開封せず届けるなんて!!!ということです。


そんな中、親切に対応してくださる郵便配達員もいます。


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 2.毎日のように郵便物が届く家         





前方に見えるのが前のお宅です



ネットショッピングはお好きですか?


我が家の子供達もたびたび利用しています。


長女は大きめサイズの可愛い服や本(参考書から漫画まで)を購入する事が多く


次女はにきび治療効果のある石鹸・クリームなどの化粧品関係が多いです。


前述の通り、タイでは郵便物がなくなることは少なくないので、必ず書き留めかEMSで送付してもらいます。



『普通郵便と書留』、『EMS』は配達人が異なります。


市内には大きな郵便局が二箇所あり、それぞれから配達されます。



『普通郵便と書留』を配達する人は、これまで何人も代わってきました。


激務なのでなかなか長続きしないようです。






『EMS』の方は私が今の所に越してきてから15年、女性の配達員が代わらず配達してくれています。



実は彼女は息子と同じ学年の娘さんがいます。


息子が小学二年生のとき、いつものように教室の前で息子が出てくるのを待っていたら


突然話しかけられました。


すぐには気づかなかったのですが、いつもEMSを配達してくれる女性だったのです。


隣のクラスにお嬢さんが通っていると言う事でした。


それから、十二年・・・その間第二子を出産されても代わらず、雨の日も風の日も


暑い日差しの中を毎日配達されています。



我が家の前のお宅は毎日のようにEMSなどが届きます。


タイの家は呼び鈴が余りありません。


多分子供達が悪戯するので、つけない家庭が多いのかと思います。



ではどうやって、呼ぶかというと・・・バイクのクラクションを鳴らすのです。



我が家は三階建てで、私はいつも三階にいます。



クラクションの音が、前のお宅か?我が家か?聞き分けられる事も多いのですが、


万が一間違えたら、郵便局まで取りに行くはめになるので、

窓から身を乗り出し確認したり、階下までダッシュしたりしています。




我が家に届くのは、日本からの荷物と子供達が頼んだ商品や、子供の友達の荷物だったりします。



一人暮らしなので、平日の配達では受け取ることができない友達や、

住所が分かりづらいのか?今までまともに届かなかった友達から頼まれる事が多いのです。



私は買い物以外は外出せず、ほとんど家にいるのを子供達は知っているので、


『又頼まれたからよろしくね』と言われ『はい』と受け取っているわけです。




 3.親切な郵便配達の方々           


日本からの荷物に関しては、普通便で送られてきますが、何しろ十五キロぐらいの


大物なので郵便局に取りに行く必要があります。




その際にはピンク色のハガキが投函されますが、最初の配達員はそのハガキが

出される前に、荷物をみつけた時点で口頭で教えてくれました。




当時は自転車もなく子供も小さかったので、夫が取りにいってくれていました。



その後配達員が代わり、自転車を買ったので、市内中心にある郵便局まで

片道20分かけて取りに行き荷台に乗せ、帰りは少しゆっくり自転車を走らせました。



タイの交通事情は日本とは違い、車道を通らなくてはいけません。



バイクも多く危険なのですが、子供達が楽しみにしているのと、


父も自転車で郵便局に行っているのだから大丈夫と、


路上駐車している車が多く、走りづらい道を毎回必死に自転車をこぎました。



(高校時代は自転車通学し、新聞配達のアルバイトもしたことがあるので、

自転車に乗るのは苦にならない私でも『危ない』と思える道なのです。)



100CM X 60CM 位のダンボール、しかも結構重い(重いときは18キロくらい)


箱を荷台に縛り付けるのは至難の業で、途中で落としそうになる事もしばしばでした。




次の配達員は重い荷物をバイクに積んで届けて下さいました。


が・・・この方はすぐ辞めてしまいました。



その後何度か人が代わり・・・時には車で届けられる事も・・・


先日はバイクで届けてくれました。


実際には重かったので、近所の蕎麦屋に預けてほかを回っている最中に、


夫が蕎麦屋で見つけて?毎日のように食べに行っているので、声をかけられたのか?

定かではありませんが・・・持って来ました。



配達の方が、後から伝票とサインを受け取るために尋ねてきました。



最近自転車で受け取りに行くことも少なくなり助かっています。


我が家の自転車も古くなり、馬力がなくなったので・・・




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日本に住んでいた時、姉の子供達にクリスマスプレゼントを送ったら届かないことがありました。


問い合わせると、後日丁寧な謝罪の手紙が届きました。


タイでは泣き寝入りです。



また、以前夫の従姉妹が日本に留学していた際に、購買で売れ残ったパンを


「他の人に売ったりしないで自分で食べるのだったらいいよ」と、貰って食べたそうです。



「日本では売れ残りは捨てちゃうんだってね!」と叔母が驚いていました。



タイでは捨てる事はなく、価格を下げて売り切るか、福祉施設に寄付したりしています。



あるいは野良犬や野良猫にあげたり・・・・


国が違えば良いところも、悪いところもありますが、周囲の厳しい目がない分住みやすい国でもあります。


タイ人が良く使う言葉『マイ・ペン・ライ』


(大丈夫・気にしないでのような意味です)

『サバーイ』

(心地良い。私には『極楽、極楽』に聞こえるけど・・・)

がんじがらめにしないし(人に対して寛容)されない国民性があるように思います。


でも・・・手紙はちゃんと届けて欲しい・・・です。


2017年3月29日水曜日

受験の受付でばれてしまう家族の力関係


タイの国立中学・高校の受験はこれからです。



長女が通う学校の『中学・高校の受験受付』も27日から始まりました。


30名ほどの募集に対して100名以上が応募します。


今回長女は先生の手伝いで、その受付業務をしています。


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目次

1.願書の受付方法

2.問題になることは?

3.受付でばれてしまう『家族の力関係』

4.国立学校合否の仕組み
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 1.願書の受付方法               



長女の役割は、提出された書類をその場でパソコンに打ち込む作業です。


とにかく提出する書類が多いので、確認作業に時間がかかります。




住所登録証は各家庭で保管されています

持ち家がない人は親戚などの住所登録証に入る仕組みです

その場合は使用する際に借りる必要があるので

早めに連絡する必要があったり、

遠方に住んでいる場合は送ってもらう必要も出てきます




{願書提出のながれ}



1.希望者はまず最初の受付で、書類に不備がないかを確認してもらいます。



必要書類は・・・

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1.両親・本人のIDカードオリジナルとそのコピー


2.住所登録証(戸籍謄本)オリジナルとそのコピー


3.中学卒業証明書とそのコピー


4.出生証明書のオリジナルとコピー


5.願書


6.その他  両親が離婚している場合はその証明書  両親又は本人が改名している場合はその証明書類のオリジナルとコピー  など・・・


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2.申し込み者の列に並び順番を待つ


3.書類に不備がなければ、必要事項を打ち込んでもらい、間違いがないかを確認し

  受験票を受け取る



という流れになっていますが、スムーズに行くケースは少ないようです。



 2.問題になることは?             



問題になることは・・・


{受験者がひとりで来た場合}


・証明書類に不備がある(改名・離婚証明などがない)


・証明書類のコピーのみでオリジナルを持ってこない


・願書に記載する家族状況に不備がある(両親の収入など)



・住所登録証(本籍地のようなもの)に記載されている住所の郵便番号がわからない



{保護者と一緒の場合}


・証明書のオリジナルを持ってこない


・住所登録証の郵便番号がわからない



などです。



我が家も息子・娘達の受験や入学手続きの際に、

その場で家族の言い合いが始まるのを目撃した事もあります。




県外で働いている親御さんも多く、又離婚している場合などに父母の住所登録証を


忘れたりするケースが有ります。


近所に住んでいるのならいいのですが、他県から来ている場合もあるのです。



そんな時に『なぜ持ってこなかった?』と始まるわけです。



我が家も長女の中学受験の際に、住所登録証で問題がありました。


その半年前に、住所登録場所を変えたことが原因でした。


変更後一年経っていない場合は、古い住所登録証が必要だということで


夫が慌てて取りに戻って来ました。


幸い我が家はバイクで15分ぐらいのところに住んでいるのと、


古い登録証も手許にあったので、問題はありませんでしたが・・・



中学受験は人数が多いので、購入した願書に指定の申し込み日と時間が記載されています。


娘の申込日は最終日の午後だったので、間に合うかとひやひやしましたが、



問題はそれだけだったので、先生も待ってくださいました。


でももし遠くに住んでいたら・・・間に合いませんでした。



書類の不備で、子供が行きたい学校を受験できない何てことがないよう、


本来なら不備がないよう充分確認しておくべきなのですが・・・


そうでない親御さんもいるわけで、前述のように言い争いが始まるのです。





 3.受付でばれてしまう『家族の力関係』     



娘が言うには、受付をしているとその『家族模様がよくわかる』そうです。


基本的に受付に並ぶのは受験者本人のみです。



1.申し込みの順番が来ても、子供に任せて後ろの方に座っている保護者



2.その中でも『何か手こずっている。問題があるのか?』と、途中から受付まで来る保護者



3.最後まで子供に任せる(子供がしっかりしているので助ける必要がない)



4.順番が来ると、さっとそばに来て助け舟を出す保護者



とだいたい四つのパターンがあります。


たいてい4番が多く、両親が来ている場合にはその場で書類の不備がわかり、


両親が言い合いになるケースも・・・たいてい女性が強いようです。


子供が答えられないときや書類の不備があったときに、父母のどちらが対応するか?


最終的な決定権はどちらか?その話し方などから、その力関係がが分かると言います。



こわーいですね。


高校生のくせにそんなところばかり叔母さんみたいになって、困ったものです。






娘が言うには、1番のケースは非常に稀だということです。


質問に対する的を外れた答えに、先生と目を合わせてため息をつくことも多いそうで・・・


タイの子供達、もっと自立しよう!と言わんばかりの勢いです。






 4.国立学校合否の仕組み          




高校受験者は募集枠が本当に小さく競争率は4倍ほどあります。


 (中学から持ち上がる生徒がほとんどなので)

娘の学校はこの県の女子高で最も古いので、入学希望者が多いのです。



中学の方も同様で、


娘が中学受験時には600人の募集に対し千人を超す応募がありました。


当時は試験合格者が300人で、残りはくじ引きでした。


上位600人が合格できるわけではなく、300番以降の500-600人に


チャンスが与えられくじ引きをするのです。


試験で本領発揮できない子供にもチャンスを与えるのが目的だそうですが、


ちょっと納得できないやり方です。


301番だった子供がくじではずれを引いたら・・・不合格という事です。



確実に合格したかったら300番以内に入る必要があるわけですから、倍率は高めでした。



長女の翌年からこのやり方は廃止になり、試験の結果で合否が決まることに

なりましたが、他校では今もくじ引きが行われています。





また親が警察官・自衛官・教師などの公務員の場合は優遇処置もあります。


試験の結果が余りにも悪い場合は駄目ですが、それなりに良ければ考慮され

『別枠』で入学できるそうです。


その人数は多くはありませんが、少なくもないのが事実です。



全ての受験者が実力以上のものを発揮して、皆に明るい未来が来ることを願います。


受験する学生達『頑張れ!』




受験の受付や入学手続きで『家族の力関係が分かる』というのは頷ける話です。


ところで・・・


娘から見て、夫と私の力関係はどのように見えているのでしょう???



我が家の場合は。。。書類をそろえるのは私で受付に行くのは夫。


入学手続きの際も、書類や授業料・制服などの購入費を準備しておくのは私で


受付に行くのは夫と完全に分担していますが・・・



どこどこの学校を受験したいけどいいか?


どこに遊びに行ってもいいか?


と、子供達が尋ねるのは・・・・私です。。。。。


2017年3月27日月曜日

傍から見ただけでは分からない姉妹の絆



組み立て式本箱・スティッカー

書類挟み・書類入れ・マグネット





性格が全く違う娘達。


普段から考え方や意見の違いが見られるふたりですが、だからといって言い争うわけではありません。


特に長女は困っている人を黙って見過ごすことができない性分なので(おせっかいとも言う)


次女が困っている時には必ず手を差し伸べます。


助けてもらう次女の方も、そういう時は嬉しそうに擦り寄っていく様子が見られます。


その様子は可愛い子犬のようです。



時には余計なお世話と感じ、せっかくの申し出を突っぱねる時もありますが・・・・


先週の土曜日は違いました。








組み立てた本箱



土曜日に次女は、欲しかった『BEN10グッズ』を買ってきました。(上の写真)


先日祖母から貰ったお小遣いで買うはずでした・・・



実はその日、予定外の出費があり、もう諦めていたのですが・・・


長女が買ってあげたそうです。




予定外の出費というのは・・・


友達と近所のショッピングモールへ、『ビューテイー&ビースト」の映画を観にいきました。


来月22日までのプロモーションで、通常120-150バーツの映画代が79バーツになっています。

(30バーツが約100円なので・・・映画代は約400ー500円が割引価格で約260円。)

{ちなみにタイ風そばが一杯30-50バーツ(約100-180円)で、
デパートの店員の給料は約6000-8000バーツ(約2万6千円)と言われています。}

それプラスお一人様フリー券があったので、ふたりで79バーツのつもりで出かけていきましたが・・・



いざ入場しようとしたら、『その券は使えません』と言われ、結局ふたり分159バーツを


払ったそうです。




前夜映画館のフェイスブックに確認した所、使用可能の返事が来ていたのに・・・です。





友達の分も出してあげる約束だったので、大変な出費となりました。




それプラス売店で美味しそうなジュースを買ったら思っていた倍の値段で。。。




持っていたお金の殆どを使ってしまい、夕方から長女とお祭りに行く予定だったのに、


欲しかった『BEN10グッズ』を買う事ができないと、しょんぼりと帰って来たのでした。




訳を聞いた長女が、かわいそうに思い『買ってあげるから行こう!』という事になったようです。






早速壁に貼ったステイッカー




全てのくだりは、帰宅後に長女が教えてくれました。


次女は私には話したくなくて、こっそり長女にだけ話したようです。


特に口止めされなかったからと、私に話してくれました。



後で次女に『今日は大変だったみたいね・・・」と言ったら「誰に聞いたの?!」


と・・・


やっぱり私に言っちゃいけないみたいでした。後でけんかにならないといいけど・・・





冷蔵庫の扉に並んでいるマグネット
姉のアメリカ土産
ワンピース
ピカチュウなどのポケモン
それとBEN10










自分が思い描いた台本とは違い、大変な思いをしたようですが、


最後は欲しかったものも手に入れることができたので、『終わり良ければ全て良し』の一日だったようです。



私も姉がいますが、やはり性格は違います。


姉が四柱推命で占って貰ったら、姉妹とは思えないほど極と極だと言われたそうです。



それほど違っても、姉妹って不思議ですね。



根本的なところはどこかで繋がっていて、仲良くできるのです。


姉がクラスメイトだったら・・・多分話もしないでしょう。



娘達を見ていてもそう思います。



将来、けんかをする事はあっても、困った時には兄・姉・妹で助け合って欲しいなと思います。


2017年3月24日金曜日

結果は頑張った内容に等しく与えられる



お祭りの花火


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『目次』


1.お祭り

2.結果は頑張った内容に等しく与えられる

3.盛夏到来!

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 1.お祭り                         



3月23日は東北地方のナコンラチャシマ県が、ラオスとの闘いに勝利した記念日です。


この日から十日間ほど、市内中心部ではにぎやかにお祭りが催されます。


昨夜娘達は、祖母とともに早速行って参りました。




祖母から『好きなものを買いなさい』とお小遣いを貰っても、ものすごい人出だったのと


祖母を待たせてゆっくりと選ぶこともできないので、結局何も買えずに帰ってきました。


しっかり食べ物はたくさん買ってきましたが・・・



後日また出向いて買い物をするのか???貯金に回すのか???はまだ分かりません。




次女は・・・1.『BEN10グッズ』を買う

      2.にきび治療に使う

      3.野良犬にご飯を買ってあげる


この三つに使うそうです。


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 2.結果は頑張った内容に等しく与えられる          

先日(21日)は娘たちの成績発表がありました。

本人達には不本意な結果であっても、仕方がありません。


自分が出した結果なのですから・・・


納得のいかないところは復習をして、自分のものにできるように、


そして、同じ思いを二度とすることがないように、『やりきった』という思いを味わって欲しいと思います。



一度説明を聞いただけで全てを理解できる人と、壁にぶつかりながら解けるようになる人。


世の中にはいろいろなタイプの人がいます。



授業中に寝ているのに試験の結果が良いクラスメイトの話を良く聞きます。



生まれ持った資質が違うので仕方がありません。


それに、傍から見ただけでは分かりません。


本当に頑張ったのか?は私自身が知っていて、不足があったことも私が知っているのです。


自分に恥ずかしくないように・・・それが大切なのです。




『結果よければ全て良し』ではなく、目標に向けてどれだけ頑張ったのか?


子供達にも



『今実らなくても必ず実る時が来ることを信じて、頑張ろうね』といつも言っていますが・・・


得て不得手はあっても、取りあえずやってみることが大切です。




自分の良いところや得意な分野で、自分が納得できる結果を


子供達には出して欲しいと思うのです。



『棚からぼたもち』は自分のためになりません。



一生懸命して来たことが実を結ぶ時、必ず何かしらのご褒美がもらえるものです。




できると信じて、必死になった時に『ふと与えられるもの』なのです。



ただし、それは素晴らしい物ではないこともあります。


今の私に必要な、ふさわしいものが与えられるのです。


どんな物も感謝して頂けば、素晴らしいものになるのです。







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 3.盛夏到来!                      






三月も下旬となり、日に日に暑さが増しています。



家の中はサウナ状態です。



スコールも今月に入って何度かありました。本格的な夏真っ最中です。



愛犬クッキーも余りの暑さに伸びきっているので、今日はお風呂に入れてあげました。



今まではお湯を沸かして寒くないようにしましたが、

この時期は蛇口をひねると・・・・


水ではなく、お湯が出ます。


お蔭でクッキーは寒くなくて済みますが、人間は・・・がっかりです。


暑いから冷たい水を浴びたいのに・・・



この暑さは来月いっぱい続きます。


そして来月(4月13-15日)はタイの旧正月(ソンクラーン)水掛祭りがあります。





ソンクラーンが過ぎると時計がぐるぐると速く回りだし、あっという間に新学期を迎えます。


不思議ですね。時計が早く回るわけはないのにそう感じます。



ソンクラーンまでの一ヵ月とその後の一ヶ月は倍以上違うように感じるのです。





娘達の夏休みは勉強・美容のことで毎日が過ぎていきます。



美容の内容は・・・長女はダイエット、次女はにきびです。


今までもいろいろなダイエット体操をしてきました。


今回は背伸びとスクワットです。始めて二週間でウエストがマイナス4センチ!


大きな結果が出ましたが、まだまだ続けています。


体重は・・・減りません。



暑いのに食欲は・・・もりもりなので。




次女は汗をかいたり、日差しを浴びると・・・にきびが増えます。


毎日お手入れを入念にしていますが、なかなか完治しません。



「トマトがお肌にいいから食べたら?」と言っても、「嫌い」という返事が返ってきます。


嫌いな野菜は『トマト・たまねぎ』好きな野菜は『にんじん・ブロッコリー』



私はにきびなどできなかったので、治療方法も分からず・・・




「嫌いな野菜を食べたら治るかもねー」ということで、トマトの錠剤があるそうで


今それを買うためにお小遣いを貯めています。





夏休みは残り約二ヶ月ありますが、後で後悔しないように毎日を大切にすごしてほしいと思います。


やるべきことは前半で片付けて、ゆったりと新学期を迎えることができるように


私も準備していきたいと思います。



2017年3月20日月曜日

報・連・相のない家族関係に驚きました



皆さんは、どこかへ出かける時に家族に報告しますか?


まだ学生だったり、独身で家族と同居していたりしたら、もちろん家庭がある人も


「明日どこどこへ行くね」などとひとこと言っておくのは、


タイに来るまで当たり前だと思っていました。








 報・連・相の重要性                




『報告・連絡・相談』(ホウ・レン・ソウ)をしよう!というスローガンは’


日本では企業などでよく使われていますね。



上司に自分の行き先や仕事の過程などを報告し、仕事上の重要な連絡ごとをして、


仕事上で困った時には相談する。とても重要なことです。



これが円滑にできているかどうかが、仕事がスムーズにいくか?それとも連絡ミスなどでうまくいかないか?


がかかっていると言っても過言ではありません。




会社なら直属の上司に、学校なら担任や尊敬できる先生に、部活なら先輩や顧問の先生に、


家庭なら親や祖父母、又は兄姉にと、自分よりも上の立場にいる人に繋がる事が大切です。



上に繋がる事で、自分では考えもつかなかった知恵が与えられたりします。





何かで困っている時に自分なりの答えがある程度決まっていたとしても、

年長者の言葉に耳を貸すことで思いがけないひらめきを与えられたり、


後々役に立つこともあります。


私が息子を出産する前に、職場の上司が


「タイでは干してあるおむつに蟻が来るから、アイロンをしたのよ」と経験を話してくれました。


出産後、おむつに蟻が群がっていた時にそれを思い出し、アイロンで始末しました。


消毒にもなるし『一石二鳥』です。


年長者の言うことは、いろいろ試行錯誤してきた先輩として生きてきた証なので、役に立たないことはないのです。



そんな事いまさらいわれなくても分かっている、と思われる方が多いことでしょう。


なぜ私はこんなことを言うかというと・・・


日本では当たり前のことが、国が変わると違うのかな????



と思うことがあるからです。



 親に対する報・連・相は息子と娘では違う       








前述のように、どこかへ出かける時一緒に暮らしている人に報告しますよね?



我が家の子供達は基本的に、どこへ行くのも必ず私にお伺いを立て、出先から戻る時も必ず電話がきます。


一番忠実に、うるさいほどにしてくるのは長女です。


家の中にいても『お風呂はいるねー』や『ご飯食べるねー』や『何時から勉強するねー』


など細かく報告してきます。


このように書くと、きっと私が口うるさいと思う方もいるかと思いますが・・・


私は両親から『勉強しなさい』とか『宿題やったの』とか『何々しなさい』と


言われたことは今まで一度もありませんでした。



ですから、子供達にも『何々しなさい』と言った事はほとんどありません。



長女が頻繁に報告するのは、私に甘えたかったり、出て行ったらいつ帰ってくるか


分からない夫や息子を心配する姿を見てきたからだと思います。



夫は別に心配ではありませんが・・・息子は小学校三年生ごろから、学校の友達の家へ


(学校は基本的に行きたい所へ通うので、友達の家が近所とは限らないのです)


バスや自転車で30分ー40分かけて行ったりしていたので、帰りのバスがなかなか


来なかったり、渋滞で自転車もすり抜けて通れず遅くなったりが、結構頻繁だったのです。


携帯を持たせてはいても、バッテリーが切れていたり、雨の中を帰る途中で落として水浸しにしたり・・・


で連絡が付かないことが多くありました。


一度は近所のスーパーに文房具を買いに行ったきり7時を回っても戻らず、

ようやく帰宅したのは8時でした。しかもトゥクトゥクに乗って・・・・




なぜ????遅くなったかと言うと、近所のスーパーの裏の道路が工事中で通れず、



仕方がないので表通りのバスに乗ったところ寝てしまい、終点近くで運転手に起こされ、



お腹が空いていたので取りあえずご飯を食べ、所持金がなくなったこととバスもなく、


トゥクトゥクに乗ったという事でした。




今は笑い話ですが、その時は『誘拐されたか?』と本当に心配しました。



男の子というのは、家に早く帰らなくちゃ!という思いが、女の子よりも少ないようです。




夫の場合もそうで、一人で出かけたなら心配しませんが、まだ小さかった息子を連れて


出かけたまま遅くまで帰らないことが何回かあり『必ず連絡する事』を口うるさく言って来ました。


その甲斐有ってか、ずいぶん良くなりました。



彼の場合は家庭環境によるものなのだと、わかりました。




 連絡もなく来る夫の家族              





ピマイの遺跡


夫の母や兄弟の殆どが海外で暮らしています。


年に一度か二度、その家族がタイにバカンスで来ます。何の連絡もなしに・・・・


義母の場合は空港まで迎えに行くので、連絡は来ますが、その他の人は突然の事がほとんどです。

しかも我が家に滞在するのですから・・・空き部屋の掃除など準備が必要なのに・・・



義父さえ自分の娘が帰って来ることを知らなくて、驚きました。


玄関においてあるサンダルを見て『誰の?』と私に尋ねるのです。



義妹は娘を置いて何も言わず何日も出かけてしまったり・・・


姪が「お母さんバンコクに行った」と言うのです。

(姪は息子と長女の間の学年・当時はまだ四、五歳)

その間子供が四人に増え、忙しくなります。




私の両親が遊びに来た時、義父と夫の親子の姿を見て首を傾げていましたから・・・


父はひと言『日本と違うんだな・・・』と言っていました。



タイの親子がではなく、夫の家族が。なのだと思いますが・・・


親子関係っていろいろあるんだなと思いました。



実は今我が家に滞在している義母は、行き先も告げず金曜日から姿を消していました。


前日に叔母(義母の妹)が遊びに来ていたので、どこかへ旅行に行ったのだとわかりましたが、


いつもそんな感じです。ふらっと行ってふらっと帰って来る。



でも、家族なんだからやはり報告・連絡・相談して欲しいですよね。


皆さんのご家庭はどうですか?



2017年3月16日木曜日

大切な宝物




これ、いるのかしら?処分してしまおうか?と思っても捨てられないものが結構あります。




棚に飾っている次女の大切なもの

お菓子のミニチュアです




それは夫の大切なものだったり、子供達の大切なものだったりするのです。



傍から見たらなんで?と思うものも、本人にとっては大切なものである事がありますよね。



私にも捨てられない宝物があります。



それは・・・


1.母が編んだ『赤い毛糸の子供用のベスト』


2.母が送ってくれたバスタオル?タオルケット?


3.姪が折ってくれた折り紙の数々


4.あっちゃんが作ってくれた化粧ポーチ



です。それぞれ思い出があります。






  1.母が編んだ『赤い毛糸の子供用のベスト』    





このベストは十五年ほど前に送られてきました。


暑いタイの国で毛糸のベストを子供に着せる事はありません。


新しいものではなく、多分母が姉の子供(姪)に編んであげたものかと思います。


これはきっと一回も着ないな・・・と思いながらも手編みなので処分することもできず


いつか子供達が結婚して、冬がある国に住んだ時にあげようかな。(孫に)


などと思っています。




  2.母が送ってくれたバスタオル?タオルケット   





私が三歳くらいの時に使っていたタオルケットです。


私の好きなピンク色で気に入っていたので良く覚えています。


次女がバスタオルとして使いたいというので。使っていましたが・・・


古くなったので、バスタオルとしての役目は終わりにしました。

私の元に来たのは4年前くらいだったと思います。

それまでの40年以上の歳月を、母が大切にしまっていたのだと思うと

このタオルケットを捨てる事はできません。

かといって雑巾にもしたくなくて、そのまま取ってあります。




  3.姪が折ってくれた折り紙の数々         






今はもう二十代になった姪が、まだ小さい頃折り紙が大好きで、いろんなものを折っていました。


私が遊びに行った時には、折り方を教えてあげたりして・・・


姉は本に書いてある折方を見ても、さっぱり分からないと言います。


姉と私は得意分野が違うので、その姉から姪のような子供が生まれたのも少し不思議です。



私がタイに来る時、姪はたくさん折り紙を折って持たせてくれました。


まだ保育園のうめ組だった可愛かった姪と甥の写真を見ながら、恋しくてよく泣きました。



心をこめて作ってくれたものなので、今でも大切に保管しています。





  4.あっちゃんが作ってくれた化粧ポーチ      








大切な友人あっちゃん。


といっても、もう30年近く会っていないのですが・・・




元々友達の数は少ない上に、


日本を離れたことから連絡を取り合っている友人は、


数えるほどしかいません。



会った事がないけど、フェイスブックなどで友達になり、実際に会って話をしても


きっと良い友達になれるでしょうと、思う方も何人かいますが・・・



姉がいるためか、年上の友達との方がうまくいくように思います。


私が勝手に思っているだけかもしれませんが・・・


同じ年の生まれで、学年はひとつ上の友達、私にとっては『合う』と思える友達・・・



がふたりいます。ふたりとも三月生まれです。





そのひとりがあっちゃんです。今日はあっちゃんの誕生日です。



彼女は同じ専門学校を卒業し、同じ職場で働いていた先輩です。


学生時代は、顔は見たことがあるけど話したこともなかった先輩でしたが


同じ会社に就職し、机を並べて仕事をしました。


優しくていつもいろいろと良くして下さり、仲良くなっていきました。


健康の事や美容の事なども詳しくて、いろいろ教えてもらったり


職場のそばの日用雑貨問屋を、帰りに視察してみたり・・・



あっちゃんの上司と私の上司の4人で、福岡の支店に出張で行った時には、


台風で帰りの飛行機が欠航になり、思いがけず一泊して翌朝一番の便で東京に戻り


そのまま出勤したこともありました。



職場は一緒でも担当は別だったので、仕事量は彼女の方が格段に多く


休日に遊びに行ったりすることは殆どなかったので、貴重な時間でした。



一緒に出かけたのは


ジョディーフォスターの『告発の行方』を観たのが一度と、


雛人形を購入した時に、家まで遊びに来てくれて、少し早いひな祭りをお祝いしたぐらいでしょうか。



いつか一緒に海外へ旅行をしようと、パスポートも一緒に作りに行きました。


結局その夢は叶わずでしたが・・・





私の方が後から入社したのに先に退職してしまい、退職後にふたりで


広島へ旅行したことが良い思い出として残っています。



その後、私の方が色々と忙しくなってしまい、連絡も途絶えて今に至ります。




タイへ来る前に彼女の実家に電話をしたら、結婚されたという事だけ聞きました。



あれから二十一年が経ちます。



確か、結婚して海外に行くかも知れないと言っていた様な・・・


今現在も日本にはいないのかもしれません。




私も長く日本には帰っていないので、もし帰ることがあったら彼女の実家を訪れてみたいと思っています。



二十歳から数年間でしたが、一緒に過ごした大切な思い出がたくさんあり、


忘れる事ができない友達です。



彼女が作ってくれた化粧ポーチを今も大切に持っています。



あっちゃんは今頃どの空の下にいるのでしょう・・・。




この4点はこれからもずっと私の宝物として保管されていくと思います。


他にも大切な本類が山ほどあります。そして子供達の写真なども・・・・


引越しする事があったら・・・・ちょっと大変です。



皆さんの宝物はどんなものですか?



2017年3月14日火曜日

日本語を楽しく勉強する方法

次女が遊びでこんな写真にしてくれました



長女が夏休みの計画を立てました。

月曜日から土曜日までのスケジュールは以下の通りです。


朝6時半起床


ダイエット体操


シャワー


食事


日本語勉強 読み方・文法 約一時間



昼食


自由時間


近くの公園でウオーキング約一時間


夕食


シャワー


日本語の勉強 漢字 約一時間


自由時間


就寝 午後十一時頃






昨日から、早速上のスケジュール通りに生活してみました。

日本語の勉強を最後にしたのは、昨年10月の秋休みです。

それ以来なので約五ヶ月のブランクがあり、そのまま前に進む事は難しいと判断し、

少し遊びながら楽しく復習兼暗記をする事にしました。




 カルタで覚えるあ・い・う・え・お         






十年以上前に母が送ってくれました




童話のカルタです


なにをしたかというと・・・・


昔使ったカルタを出してきて・・・

ドラえもんのカルタはひらがなが読めなくても

子供って絵で覚えてしまうんですよね。

どこでもドアとかたけこぷたーとか・・・

絵を覚えているドラえもんのカルタでは勉強にならないので、

一度も使ったことのない童話のカルタを使ってみました。


ひらがなの横や下など、開いているスペースにカタカナを書いて遊んでみました。



ひらがな・かたかなの中でも覚えにくいものがあるようです。

どの文字かというと・・・

オ・ケ・サ・シ・チ・ツ・テ・ヌ・ネ・フ・モ・ヨ・ワ・ヲ


でした。




そこで書き取りを三回ずつしました。

それだけで今日の授業は終わってしまい、一応読める文字の方の書き取りは明日になりました。


夜は漢字を中心に勉強します。


漢字の暗記カード用の紙を、昨夜長女とふたりで切りました。

日本語教科書『あきこと友達1』で使われている漢字から、カードに書いていきます。

表に漢字を書くのは私で、裏にふりがなを降るのは娘です。

読み方を勉強しながら作っていきます。


第1課で勉強する漢字は・・・・

日・本・人・父・母・友 です。

第2課では・・・・

上・中・下・男・女・子・木

と進んでいきます。


試験問題を自分で読み、意味を理解できなければ答えられません。

ヒアリングは普段の生活の中でできるので、文法・読解をどれだけマスターできるか?

がこの夏休みの課題です。


7月に控えた『日本語能力試験4級』の申し込み期限は今月中です。

まだ終わっていないのでこれから手続きをします。



 タイの高校のクラス編成             







タイの高校の日本語クラスでは、三年間で『あきこと友達』の教科書6冊を勉強します。

今長女が使っているのは、息子が高校時代に使っていた教科書です。


長女は数学・理科クラスなので、学校では日本語の勉強をしていません。

自主的に試験のために勉強をしています。







タイの高校は、語学クラス・数学クラスなど、将来にどの方面に進むかを決めて

進学します。

長女の数学・理科クラスは医者志望の生徒がほとんどです。

長女は単に数学が好きで進学しましたが、医療系の仕事をする気はないようです。


数学・理科クラス 


語学クラス・・・英語・日本語・中国語・フランス語・韓国語

大きくはこのふたつで、語学クラスが更に下の4つのクラスに分かれるので

語学クラスは全部で9クラスになります。

簿記クラス


経営


数学


社会一般クラス







次女は四月から高校一年生の日本語クラスに進級することが決まっているので

ひらがな・カタカナをこの休み中にマスターする予定です。

そして七月に五級の試験に挑戦します。


姉と違い気分が乗らないとやらないので、うまく乗せながら始めなくてはいけません。

何しろ上の写真のように遊ぶのが好きなので・・・


カルタを使って遊びながら楽しく覚えられるようにしたいと思います。

2017年3月13日月曜日

学生のアルバイト






皆さんもいろいろなアルバイトの経験があると思います。


私も学生時代(高校入学から専門学校卒業まで)にずっとバイトをしていました。


私が学生の頃、高校入学後初めてするアルバイトというと・・・

年末年始の『郵便局のアルバイト』でした。




居住地の郵便局のアルバイトに応募し、友達数人と一緒に面接に行きましたが・・・

私だけ不合格でした。




それもそのはず、私は入学と同時に隣接する区に引っ越していたのですから

仕方がありません。




それで始めたのが『寿司チェーン店』で、その後『プリント工場』(Tシャツなどに)


それから本の在庫整理・教科書工場の品だし・化粧品工場のパッキング・配膳に登録して


会社の食堂のお皿洗いや調理補助なども、単発でした事があります。





最初の寿司チェーン店は、住宅街にある売り上げが少ない支店でしたが、

店長が女性だったのでとても働きやすかったのを覚えています。


残念ながら、一年半ほどで閉店になってしまいましたが・・・





その後に友達の紹介で務めた工場は、丁度『東京ディズニーランド』がオープンした頃

だったのでミッキーのプリント製品が大量にあり、夏休みには朝9時から夜9時まで

働いていました。


学生時代の思い出は・・・・・アルバイト!という感じです。









そういう話をすると、娘は「いいなあ」と言います。


日本では高校生になるとアルバイトができますが、タイでは(地方)高卒後18歳以上


というところが殆どです。




昨年高校2年生になった長女も、アルバイトがしたくていろいろ探していました。


娘が中学の頃には15歳からというのがあったようですが、いざその年齢になった途端

18歳以上ばかりの募集になったようです。



小さな飲食店などでは16歳以上なら雇ってもらえますが・・・


娘も学校の先生から、知り合い(元教師)が経営しているレストランを紹介してもらい

土・日曜日に働くようになりました。


朝10時から午後3時までと昼間の時間帯だったので許可しましたが・・・



当初は友達4人でローテーションを組み、二人ずつに分かれて、週一回の予定でしたが

始めてみたら結構な重労働(オーダー受け・運び・皿洗い)でひとり減り、ふたり減り

結局最後まで残ったのは娘ひとりで、二人分の労働をしていました。



何しろ宿題が多い学校なので、もう限界になり半年で辞めましたが


その働き振りをよっぽど気に入られたようで、「夏休みに又おいでね」と言われ、



ラマ9世が'崩御された時に発行された貴重なお札まで頂いてきました。




今夏休みに入り又アルバイトをしたくて、美味しいシュウマイに似たお菓子を売ろうか?


などといろいろ考えていました。



小さな頃から父の本屋を手伝ったり、茣蓙をしいてCDなどを売ったりしてきたので・・・



結局始めたのは『スマホでクリックして稼ぐ?仕事』を試しに始めました。



当初支払う金額は200バーツでしたが、キャンペーン中で50バーツに値下がりしたので

始めました。

どのくらいの収入になるか分かりませんが・・・・暇を見てはクリックしています。









娘達がそれぞれ机周りの整理をし不要になった教科書やノートが大量に出たので、


早速リサイクルショップへ行って来ました。

(ペットボトル・ダンボールなどの不用品を買い取ってくれる業者のこと)


溜めていたペットボトルなども合わせてリヤカーに乗せて・・・


買取額は以下の通りでした。



1.ペットボトル    4キロ     40バーツ


2.ビン類       2キロ      2バーツ


3.プラスティック  10キロ     11バーツ


4.アルミ缶      4缶       2バーツ


5.ダンボール     1キロ      5バーツ

  新聞紙


6.本類       34キロ     34バーツ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                合計  96バーツ(約320円)



一番高く買い取ってもらえるのはペットボトルです。一キロ10バーツ。

元々軽いものですから、四キロと言うのはかなりの量です。




毎日義父母が飲む水のボトルが、10本くらい出ます

それを潰して大き目のビニール袋に入れていくのが、私の仕事です。

以前は『子供達の小遣いに』と、空き缶やペットボトルを拾ってきた義父でしたが

最近は面倒になったのか?しなくなり、以前ほど大変な作業でもなくなりました。





小さい頃は喜んで売りに行った子供達も、興味の対象がかわり

最近はたまに手伝うくらいになりました。


今回は手伝いませんでしたが、娘達に20バーツずつお小遣いとして渡しました。


ということで、娘の夏休み最初の収入は・・・・



不要になった教科書を処分したお金20バーツでした。




今後、スマホクリックの収入がどのくらいになるのか楽しみです。


2017年3月11日土曜日

卒業の季節と夏休み・・・









卒業の季節を迎えました

卒業という言葉を思い浮かべると、頭の中に『春なのに・・・』の歌が、

なぜか駆け巡ります。




もう三十年以上前になりますが、今日3月11日は高校の卒業式でした。

桜が綺麗な季節であり、少しずつ暖かくなる季節であり、

別れと新しい出会いの季節である『春』ですが、実を言うと余り好きではない季節です。



はっきりとした理由は分かりませんが、三月、四月の思い出をたどると・・・・

『楽しい』というよりも『苦しいとか切ない』という思いが蘇ってくるのです。



新しい環境に飛び込んでのストレスが大きかったのかもしれません。


そのストレスとひとつひとつ戦いながら、何とか乗り越えてきたわけですが・・・


タイで暮らしてもこの時期は一番苦手な季節です。

精神的にというよりも、タイの三月・四月は盛夏を迎え 毎日40度以上に、

時には50度にもなる暑い季節なので、身体的なストレスが大きいのです。



そのストレスを子供達が進級する喜びによって、緩和されているところもありますが・・・



子供たちにとっては三月から五月中旬までの長い休みは、一年で一番のんびりできる

ストレスオフの季節でもあります。


 タイの卒業式                         


タイも三月が卒業シーズンです(小学校ー高校)

各学校によって違うと思いますが、子供達が通った小学校では会場が狭く、

父兄は全員入ることが'できないため、メインの『卒業証書授与』では

入り口に群がって息子・娘の晴れ姿を撮ろうと待ち構えているのです。




以前は学校側が、授与する瞬間をひとりひとり撮影し、盾にしてくれました。
(もちろん購入するわけですが)

息子の次の年からそれがなくなり、


前に堂々と出て行って撮影させてくれるようになりましたが、舞台の下からなので

カメラマンが撮影するようにうまくは撮れませんでした。


中学・高校は父兄は行かないので、息子の卒業写真は小学校のもので、

娘ふたりは・・・幼稚園の卒園式の写真しかありません。








園長先生から授与




校庭に数箇所写真撮影する場所が
設けられています




大学を卒業した人は皆、卒業証書を『王家』(国王・皇太子・皇女)から授与します。



王家の方々にとっては、数千人?の卒業生に絶え間なく卒業証書を授与するという

激務だと思いますが、受け取る側は一生に一度の素晴らしいひと時となります。



ひとり数秒の授与の瞬間を収められた写真は、家宝として家の目立つところに飾られるようになります。



果たして我が家にその写真はいつ飾られるでしょうか???


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楽しくのんびりできる休みはすでに過去のものとなり

今年高校三年に進級する長女は大学受験のために、苦手科目をこの休み中に

克服しなくてはならず、

そして7月に控えた『日本語能力試験』のために猛勉強する必要もあり、

のんびりすることはできません。


学校が始まれば又宿題に追われ、自由勉強の時間はないに等しくなりますから、

この夏休みにどれだけ勉強するか?が大きなポイントになります。





長女は4級(N4)次女は5級(N5)を受験する予定なので、教える私も授業の準備をしなくてはいけません。


まだやっていないので急がないと・・・・


教え方が悪くて不合格だったら大変です。




生まれたときから日本語で話しかけてきたので、ヒアリング(聴き取り)試験は

問題ないのですが、読解が結構難しいようです。

(長女は5級試験で聴き取りは満点でした。そのお蔭で合計点が上がり合格できました)


過去の問題を見ると、日本人の私でもよく読まないと分からないような、ややこしい文章問題でした。

あのような問題を瞬時に理解して答えるのは、外国人にとっては至難の業でしょう。


漢字などは音読み・訓読みのちがいなども教えなくてはならないので結構大変です。

娘は『漢字が覚えられなーい!』とまたイライラすることでしょう。


暑い中、楽しく勉強して万全の状態で試験に臨めるように頑張りたいと思います。

結果はまたこのブログでお伝えしたいと思います。




2017年3月9日木曜日

美味しいもの、良いものを見分ける力






裏庭のマンゴーの木
中央辺りに小さな実が点のように数個付いています

 タイは例年ならすっかり夏!という感じですが、今年はまだ涼しいほうです。

でも三月に入り日に日に暑くなってきました。


いよいよ盛夏の始まりです。


暑いのは嫌ですが、暑くならないと果物も美味しくなりません。


この時期に出回る果物と言えば・・・マンゴーです。

黄色く熟したものや青いもの、酸っぱいものといろいろな種類が出回ります。

熟したマンゴーにもち米を添えてココナッツミルクをかけて食べる

『カオニャオ・マンムアン』も美味しく人気があります。



我が家の裏庭にもマンゴーの木があります。

この家に住んで15年、実を付け出したのはここ1-2年です。

『たわわに実る』とは程遠く、数えられるほどしか実りがありません。

しかも酸っぱいタイプのマンゴーでがっかりしました。


木を植える時に確認しなかったのかしら?と子供達と話しています。


たまに美味しいマンゴーを食べると『これ植えたいね」と子供が言ったりしますが

場所もなく断念しています。





義父母が買ってくるマンゴーも酸っぱい系が多かったりします。


それが好きなのかもしれません。


唯一いつも甘くて美味しいマンゴーを買ってくるのが夫です。



黄色いものは甘いものが殆どですが、青いマンゴーは外側からの判断は難しく

食べてみないと分からないのです。

売っている人に聞くでもなく、さっと買ってきます。

これはマンゴーだけではなく、他の食べ物や服に至るまで『目が利く』のです。



美味しいものが大好きで、買い物も大好きなので見分ける力が宿っているようです。



たくさんある屋台の中から、さっと見渡して一番美味しいものを選んで買います。



義父母が買ってくるものははずれがありますが、夫が買ってきたものは、

はずれが無いに等しいのです。


娘達が仕入れをするサンペーン市場内
小さな店がひしめき合っている
人が通るのがやっとの狭い通路を
荷物を載せた台車も行きかう





子供達の服も夫が出かけた時に、それぞれに似合うものを安価で買ってきます。

子供が出かけた先で『いい服を着ているけど、誰が買ってくれたの?』と良く聞かれるそうです。


デパートなどで高い服を買うのではなく出かけた先の市場などで、短時間でさっと買うようです。



目が利く夫ですがひとつだけ買う事ができないものがあります。


それは・・・私の服です。

私の好きな服と、夫が私に似合うと思う服がマッチしないのです。


考えてみたらここ十年以上自分の服を買っていません。

両親や姉が荷物の中に私によさそうなものを入れて送ってくれたり、

息子や娘が着なくなったTシャツなどで普段着は間に合うので・・・

(子供が義母や従弟に頂いたけどサイズが合わなくて着ない新品のものなど)


夫が買いものをするナイトバザールや週末のみのチャトゥチャック市場は

日本人にも人気のマーケットです。

正式名は『チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット』です。



バンコク東北バスターミナル・モーチットバスステーションのすぐそばです。

(先日娘が利用したばかりの・・・)

***『親が子供を思うのは道の距離』で出てきました****







チャトゥチャックウィークエンドマーケット前の道路

左側に見える青い傘の列も屋台です

タクシーが待機しています




日本や海外から商品の買い付けの為、たくさんの人が訪れる市場です。


小さな店が軒を連ねているので、良く地図を把握していないと迷子になったり

同じところをぐるぐる回ることになります。


トイレも数箇所にあります。

食堂もありますが味は・・・・美味しくありませんでした。

海外から来た人のために作っているのか???分かりませんが、普通のタイ料理を

辛さを控えめにして作ったほうがいいのに・・・と思いました。

屋台で売られている切り売りの果物やジュース、アイスクリームは美味しいです。




チャトゥ’チャック内の時計屋
クラシック風の腕時計などが並べられています
ひとつ120バーツ(約360円)


良い感じの古着・新品のTシャツやジーンズはたくさん売られていますが、

私が好きな服はフェミニン系なので夫が見つけられないのもしかたがありません。

私が見ても欲しいと思う服は殆どないので・・・






2017年3月5日日曜日

母親が授乳中に眠くなる事は責められることなの?





何週間か前になりますがちょっと気になる記事を読みました。



生まれたばかりの赤ちゃんが、母親のお腹の上で窒息したという事件です。



帝王切開で出産したお母さんが、まだ意識が朦朧としているのにも

関わらず、看護師が授乳のため母親のお腹の上に赤ちゃんをを

うつぶせに載せたままその場を離れて起こった事件です。













手術後まだ麻酔が効いている母親が眠ってしまい


気が付いた時には、赤ちゃんは窒息してぐったりとしていたというのです。




朦朧とする意識の中やっとの思いで身体を動かし

ナースコールをしたそうですが、酸欠状態が長く続いていたため、


赤ちゃんは今も意識が戻らず呼吸器がつけられているというものでした。





母乳育児を大切にする病院での出来事で、この件以外にも同じ様なことがあったそうです。



せっかく生まれて来た尊い命が不注意によって大変なことになってしまい


胸が詰まるような事件です。


お母さんはどれほどショックを受けられていることでしょうか。






以前『タイでのお産その1、その2』で書きましたが、私も三人帝王切開で生みました。



局所麻酔と全身麻酔によって違うかと思いますが

全身麻酔の場合はかなり後まで聞いていたように思います。


個人差はもちろんあると思いますが・・・


私の場合は息子の時は局所麻酔で、取り上げられるまでは意識がありました。


娘達の時には全身麻酔だったので一瞬で意識がなくなり、

はっきりと目覚めたのは翌朝でした。




その間ベッドを移動した際に、人がわっと来て持ち上げられて移されたこと




次女の時、自分で移動できるか聞かれ身体を動かそうとしましたが

全く動けず、無理しなくていいですよと、


看護師さんたちが持ち上げてくれたことなどをうっすらと覚えています。




薬による眠気というのは自分ではコントロールできないほど強く、

身体も麻痺しているような感覚がありますから


そんな状態の母親に任せ様子を見守らなかった病院側に

とても疑問を感じる事件です。




しかも看護師は



『授乳する時に母親が眠るなんて考えられない』と言ったそうです。




私もまだはっきり眠りから覚めない状態の時に、

看護師が娘を横に寝かせたので授乳しました。





と言ってもちゃんと横を向くことができず、母乳を飲んだのは一瞬だったと思います。




それよりも顔を覗き込んで『あっ、お父さんに似てるねー」と話しかけていました。


それもつかの間で、看護師がきて娘を抱いて連れて行ってしまいました。


多分時間にして5分ぐらいでした。



翌朝ちゃんと目覚めてから、赤ちゃん用のベッドに載せられた娘が運ばれてきて、


本格的に母乳育児が始まったのでした。











普通の状態でも育児に追われて疲れているお母さんが

授乳している時に思わずこっくりする事はあると思います。



私はある程度大きくなるまで(半年くらい)添い寝の授乳はしないで、

必ず抱っこをした状態で授乳していましたが、


眠くなり倒れそうになることも多くありましたから。





この事件のその後の事は分かりませんが、母乳育児を謳うのはいい事ですが、


まだ意識がもうろうとしている母親に任せることがない様に、


病院側がしっかりと看護してくださるように、そして


お母さんの状況によって臨機応変に対応してくれる事を願います。



眠ってしまった母親を責めることなど決してないように願いたいです。


2017年3月4日土曜日

親が子供を心配するのは道の距離






今朝早くから長女がひとりでバンコクへ出かけていきました


(正確に言うとバンコクの手前のパトゥムタニー)


バンコクまではツアーバス(高速バス)で約四時間かかります。


長女の目的地はタイの京大と言われるタマサート大学の説明会です。




いろいろな大学の説明会に応募してきましたが、抽選で外れてがっかり

していた長女でしたが、高校三年生も進路が決まり始めてあきが出た

と主催者(学生)から直接連絡を受けたそうです。



「行ってもいい?」と一応私に確認して、今日飛ぶように出発して行きました。


(既に行くつもりで毎日の小遣いを節約して交通費を貯めていたのです)

























仕入れの目的地『サンペーン市場』へ

行く途中の景色を撮影してLINEで

送ってきたものです







バンコクへは兄とふたりで

『日本語能力試験』と受けに行ったり、


妹とふたりで『商品の仕入れ』に

行ったりしていましたが、一人で行くのは今回が初めてです。








昨日はツアーバスを降りてから乗り継ぎのバス停までの行き方と、

何番のバスに乗るのか?などを入念に調べていました。



今は便利な時代ですね。ネットで何でも調べる事ができます。



八時からの説明会に間に合わせる為、午前一時半に起きて出かけていきました。



ツアーバスの終点はバンコクのモーチット東北バスターミナルですが、

娘の目的地はその途中にあります。



ツアーバスはどこでも止めてくれるわけではありませんが、


ある程度大きなバス停で利用者が多い場所では降車することが可能です。




娘が降りるのはバンコクドンムアン空港の手前のランジットで、

帰省していた学生などがよく降車するところです。





もう着いた頃かと6時半ごろ電話をすると



目的のランジットに着いたのはまだ夜明け前。周辺は真っ暗で


乗り継ぎのバス停がどこかも見えない状態だったようです。



そばいた人に聞いてようやくバス停に到着したところでした。








家の近くのホテルで開かれた大学説明会で

泊まった時の部屋

友達は家に帰ってしまいこの部屋でひとり

『こわーい』と思いながら過ごしたそうです



大学に着いたことは確認したので、今度は明日の帰りの心配です。



目的地に到着するまでを心配し、今度は帰ってくるのを心配し・・・

いつも娘達に笑われていますが


心配することも私の仕事だと思っているので、やめることができません。


『子供が親を心配するのは道の幅、親が子供を心配するのは道の距離』



何かに投稿されていた言葉です。投稿者のおばあさんから聞いたそうです。


十年以上前に読んでとても印象に残っている言葉です。

娘にいつも言う事は、


・一人でタクシーに乗ってはいけない。


・先輩達が送ってくれるといっても、女の人が何人か一緒でなければ

 いけない


・バイクの後ろに乗ってはいけない



などなど。

そのたびに長女は「大丈夫わかってる、時間が掛かってもバスに乗るよ」


といつもの様に言って出かけていきました。



今の日本は分かりませんが、私が若い頃の日本は安全だったと思います。


私がひとりで出かけても両親は何も言いませんでしたし、

危険なこともそうそうありませんでした。

(電車内の痴漢は大勢いましたが)



タイの保護者が過保護なのも、危険だからだとも思います。


他の親御さんは高校生になっても送迎したりするほどです。


長女は小さく生まれましたが、すぐに同年齢の子供よりも大きく育ちました


小学二年生の時には一人でバスに乗って登校したり、

ショッピングモールのプールへも一人で行っていました。



体だけでなく精神的にも大人の部分があって、大丈夫だと判断して行かせていたのですが、



県内とバンコクではまた違うので・・・


タクシーやミニバス(乗り合いのワゴン車)はやはり危険なのです。







大学からモーチットバスターミナルまでのバスに乗ることができるか?


説明会が終わるのが五時半と遅い時間なので、渋滞に巻き込まれることもあるかもしれません。



ツアーバスに乗ることができるのは・・・多分早くて七時、遅くて八時でしょうか。


帰宅は11時過ぎそうです。



娘の顔を見るまで心配をする私の横で、次女が又ため息をつくことでしょう。



2017年3月3日金曜日

懐かしいひな祭り




『明かりをつけましょぼんぼりに・・・・』


今日はひな祭りですね。


皆さんのご家庭ではどんなお雛様を飾り、お祝いされていますか?






父がひな祭りに撮影して送ってくれた写真です

上が幼い頃からあった雛人形で

下が私が大人になってから購入した雛人形です




ひな祭りの思い出は?と思い巡らすと・・・


母と姉とともに雛人形を飾ったことでしょうか。



小さな頃から飾っていた雛人形は、ガラスケースに入っているものでした。




内裏雛・三人官女・五人囃子・右大臣・左大臣・士丁が揃っています。

(写真上部)




三人官女や五人囃子を並べる順番を、毎年母に確認しながら楽しく飾っていました。



ご覧のとおり本当に小さなケースに入った人形は、ひとつひとつが小さくて



お内裏様の持ち物や三人官女・五人囃子の持ち物を持たせるのも

結構大変だった記憶があります。

(ケース全体の大きさは定かではありませんが、多分30cm X 40cm)



蜷人形を飾るのは『ひな祭り』の何日も前で、しまうのは次の日でした。



「いつまでも出しておくとお嫁に行き遅れるからね」と母に言われて・・・





小さな小物をなくさないように紙に包んで保管するのも、

子供にとってはわくわくするような時間でもありました。




母が気遣ってくれたお蔭で姉も私も行き遅れることなく無事に結婚し


姉は娘ひとりと息子がふたり、私は息子がひとりと娘がふたりと


両親にとっては男女それぞれ3人ずつ合わせて6人の孫ができた訳です。









私は姉と二人姉妹なので、幼い頃はふたりの雛人形と思っていましたが、


ある程度の年齢になるとこれは姉のお雛様だから自分のものが欲しいと思うようになりました。




就職して丸3年が経った頃に当時の職場の近くで、素敵な雛人形を見つけました。


一目で気に入り購入したのが上写真の下部です。


内裏雛のみですが・・・





タイには持って来る事ができなかったので両親が保管し、毎年飾ってくれています。



私が持ってきたのは友達から頂いた木目込み式の藍染の雛人形です。















子供たちが小さい頃は飾っていましたが、ずっと出さずにいました。



雛人形さんごめんなさい。


母がしてくれたように私も娘達の健やかな成長と幸せの為にしていきたいと思います。



もうひとつの思いでは・・・食べ物ですね。

ちらし寿司やひなあられ、桜餅などのお菓子です。


当時はひな祭りケーキなどありませんでしたから・・・シンプルなお菓子です。


ひなあられに少量混ざっている黒い甘納豆が大好きでした。


やはり日本のお菓子は美味しいですね。


タイで初めてケーキを食べた時、その味に愕然としました。


美味しいとはとても言えませんでした。


クリームはバターのものでスポンジはパサパサでした。


ショッピングモール内のケーキ屋で買ったケーキです。


見た目は普通だったのに・・・・


ある程度のお金を出せばまあ美味しいかな?と思えるケーキもありますが、


やはり日本のものには叶いません。


でも長い間住んでいると、それが普通になり時々美味しいとさえ思えてしまうのです。


今日本に行ったらカルチャーショックを受けること間違いなしです。












上の写真はお饅頭です。初めて食べた時『月餅』や『桃山』のようなものかなと思い食べて見ると・・・


全く別物でした。


中国風のお饅頭で中に黄身が入っているものもあります。


日本の和菓子が恋しいです・・・

2017年3月2日木曜日

家庭科の試験問題から思わされること


 聞いた途端に大笑いした試験問題           




昨日二日目の試験を終えた長女が、おもしろい話を聞かせてくれました。


高校2年の家庭科の試験問題なのですが・・・・


なんで?そんな問題なの!と大笑いしました。


試験後のみんなの反応も『そうでしょうねー』と思えるもので、

本音と建前ってやはり日本人だけなのかな?とも思わされました。









どんな問題だったのでしょうか?






笑える試験問題



その1.学級委員が'クラスの皆に掃除をして欲しいと思っています。
   次の中でどの言い方が最適でしょうか?


1.掃除をしてください


2.皆で協力して教室を綺麗にしましょう


3.掃除しろ!


4.掃除しろ、手伝わなかったら先生に言いつけるから!



さて、正解は???


もちろん2番です。


正しい言葉で皆をまとめるのが学級委員の仕事です。






その2.ペンさんがお母さんから庭の草花に水をあげるように言われました。
   
   ペンさんはどのように思いますか?




1.まったく、うるさいなあ


2.お母さんの手伝いができて嬉しい


3.面倒



さて、正解は???


もちろん2番です。


お母さんの手伝いを喜んですることが望ましいです。





おもしろい問題です。これが高校2年生の家庭科の問題???





この問いに対して娘の友達の答えは・・・



その1に関しては


『掃除しろ!』か『やらなかったら先生に言いつける』



に決まってるじゃん!



という意見が殆どで、本当にそう答えた人もいたそうです。

(なんて正直な!)





その2に関しては



うるさいや面倒に決まってるじゃない!何でそんな事を聞くのかねー


と口々に言っていたそうです。



中には『ぺんさんじゃないんだから、どんな気持ちかなんて本人に聞いてみないと分からない』


と書いた人もいたそうで。。。



ペンに聞いてみよう!(ペンさんという友達が2,3人いるそうで・・・)と聞いてみたとか・・・



どちらも正解はもちろん「2」だと分かった上での話です。












毎日聞かされている娘の話から推測すると、その1の教室掃除を促す

最適な言い方の正解である



『皆で協力して教室を綺麗にしましょう』では誰も手伝わないと感じます。



娘のクラスメートははっきりしていて、やりたくない事は絶対にやらない。


という人が多いのです。




『やりたい人や、やらないといけないと思う人がやったらいい』ということです。



よく言えば正直者で悪く言えば協調性がない。ですね。



娘はやったほうがいい派なので、いつもクラスの雑用を頼まれると言うか


誰もやらなかったりするので『私がやらないと』と思うタイプなので

常にアップアップしています。




そんな姿を見ながら『やりたくない事はやらないと言ってもいいんだよ』


と私は言います。

「それでもやるのなら、喜んでやってあげた方がいいんじゃないかなー」


とも。




娘の場合は黙ってする訳ではなく、一応大きな声で皆を叱り飛ばしながらしているようですが・・・

(気が強く間違っている事を許せない性格で・・・)



友達からは『お母さん』と呼ばれたりするようです。


長女の気質なのでしょうか?次女の私とは全く違っています。


そんな娘を見ると「姉に似てるな」なんて勝手に思ったりします。




今回の問題を出した先生の意図は?なんだったのでしょうか。


人に対する話し方や頼まれた事は喜んでする、ということを言いたかったのでしょうか?




それともこの問題を見たみんなの反応を見たかったのか?


深い意味は無かったのか????よくわかりませんが








人にやってもらい自分は楽をするのがいいか?


人の分まで大変だけどやった方がいいか?






皆さんはどちらがいいと思いますか?


2017年3月1日水曜日

タイの学校で不思議に思う事・・・



 なぜ返却されない?解答用紙 




娘達の期末もいよいよ大詰めに差し掛かってきました。


今日は長女のテスト二日目です。

(’高校生の試験日は月・水・金、中学生は火・木・土です)



月曜日に監督をしていた先生が酷い咳をしていたそうで、

娘も昨日から頭痛がするなど不調のまま今日も登校しました。



この試験が終わったら長い夏休みです。


卒業の時期でもありますね。








子供達の話を聞いていていつも不思議に思う事があります。




それは・・・テストの解答用紙が返却されないことです。



これは小学校一年生の時からで、何が分かり何が分からなくて

こういう結果になっているのかが分からず対策ができないのです。





小学生・中学生の時には、全体で答え合わせなどがされたようですが


高校生になると、それすらも無くなり点数のみが発表されているのです。


自信があったのに点数が思ったよりも低かったりした場合に、


何がいけなかったのか全く分から無いという状況です。



なぜ解答用紙が返されないのか????未だにわかりません。




成績の内訳は、中間・期末試験の点数プラス、小テストの成績と宿題です。


宿題が全て提出されているか?これは大きなポイントになります。


未提出のものがあると、点数はZEROになります。


それでも3月中などと、決められた期間内に提出したり、課題をしたら


きちんと評価され成績に加算されます。



未提出の場合は、進級できなくなることもあります。





高校時代、期末試験が終わると試験休みそして終了式だったので、


答え合わせはしませんでしたが中間試験では答え合わせをした記憶があります。



そのときは皆真剣で、採点ミスがあれば点数も上がるので

かなり盛り上がった時間だったように思いますが・・・




問題用紙も解答用紙も回収される理由は???


それほど外部に漏れることを恐れているのか?


本当に不思議です。





自分の本当の成績・実力で勝負したほうがいいのに・・・    なぜカンニングするの?           




娘の話ではカンニングもする生徒も結構いるようです。


鞄もスマホも筆箱さえも持ち込み禁止の状態で、どうやってカンニングするのでしょうか?



娘に聞くと、消しゴムの中をくりぬいて箱のようにした中に紙を入れていたり、


スマホを隠し持って、ラインでやり取りしたり・・・

小テストの時には、すでに終わったクラスの友達が撮影したものを覚えて、臨んだり・・・


いろいろあるようです。

中には先生がいなくなった隙に、友達に分からないところを堂々と聞く人もいるそうです。


クラスぐるみだったりすると、発覚しないのだそうです。

(普段から成績が良い生徒でもそのようなことをするのです)



そんな事をして手にする良い成績が、果たしてその後の人生に良い影響をもたらすのでしょうか?



自分が親になった時に、胸を張って

「お母さんも一生懸命勉強したのよ」と言えるとは思えません。


善悪の判断ができないのか???これも不思議です。


成績が良いことに越した事はありませんが、


やるだけやって駄目だったら仕方がないと思うのです。


どれだけ必死になったのか?「後悔しないようにして欲しいな」と思います。