タイの国立中学・高校の受験はこれからです。
長女が通う学校の『中学・高校の受験受付』も27日から始まりました。
30名ほどの募集に対して100名以上が応募します。
今回長女は先生の手伝いで、その受付業務をしています。
目次
1.願書の受付方法
2.問題になることは?
3.受付でばれてしまう『家族の力関係』
4.国立学校合否の仕組み
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1.願書の受付方法
長女の役割は、提出された書類をその場でパソコンに打ち込む作業です。
とにかく提出する書類が多いので、確認作業に時間がかかります。
住所登録証は各家庭で保管されています持ち家がない人は親戚などの住所登録証に入る仕組みですその場合は使用する際に借りる必要があるので早めに連絡する必要があったり、遠方に住んでいる場合は送ってもらう必要も出てきます |
{願書提出のながれ}
1.希望者はまず最初の受付で、書類に不備がないかを確認してもらいます。
必要書類は・・・
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1.両親・本人のIDカードオリジナルとそのコピー
2.住所登録証(戸籍謄本)オリジナルとそのコピー
3.中学卒業証明書とそのコピー
4.出生証明書のオリジナルとコピー
5.願書
6.その他 両親が離婚している場合はその証明書 両親又は本人が改名している場合はその証明書類のオリジナルとコピー など・・・
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2.申し込み者の列に並び順番を待つ
3.書類に不備がなければ、必要事項を打ち込んでもらい、間違いがないかを確認し
受験票を受け取る
という流れになっていますが、スムーズに行くケースは少ないようです。
2.問題になることは?
問題になることは・・・
{受験者がひとりで来た場合}
・証明書類に不備がある(改名・離婚証明などがない)
・証明書類のコピーのみでオリジナルを持ってこない
・願書に記載する家族状況に不備がある(両親の収入など)
・住所登録証(本籍地のようなもの)に記載されている住所の郵便番号がわからない
{保護者と一緒の場合}
・証明書のオリジナルを持ってこない
・住所登録証の郵便番号がわからない
などです。
我が家も息子・娘達の受験や入学手続きの際に、
その場で家族の言い合いが始まるのを目撃した事もあります。
県外で働いている親御さんも多く、又離婚している場合などに父母の住所登録証を
忘れたりするケースが有ります。
近所に住んでいるのならいいのですが、他県から来ている場合もあるのです。
そんな時に『なぜ持ってこなかった?』と始まるわけです。
我が家も長女の中学受験の際に、住所登録証で問題がありました。
その半年前に、住所登録場所を変えたことが原因でした。
変更後一年経っていない場合は、古い住所登録証が必要だということで
夫が慌てて取りに戻って来ました。
幸い我が家はバイクで15分ぐらいのところに住んでいるのと、
古い登録証も手許にあったので、問題はありませんでしたが・・・
中学受験は人数が多いので、購入した願書に指定の申し込み日と時間が記載されています。
娘の申込日は最終日の午後だったので、間に合うかとひやひやしましたが、
問題はそれだけだったので、先生も待ってくださいました。
でももし遠くに住んでいたら・・・間に合いませんでした。
書類の不備で、子供が行きたい学校を受験できない何てことがないよう、
本来なら不備がないよう充分確認しておくべきなのですが・・・
そうでない親御さんもいるわけで、前述のように言い争いが始まるのです。
3.受付でばれてしまう『家族の力関係』
娘が言うには、受付をしているとその『家族模様がよくわかる』そうです。
基本的に受付に並ぶのは受験者本人のみです。
1.申し込みの順番が来ても、子供に任せて後ろの方に座っている保護者
2.その中でも『何か手こずっている。問題があるのか?』と、途中から受付まで来る保護者
3.最後まで子供に任せる(子供がしっかりしているので助ける必要がない)
4.順番が来ると、さっとそばに来て助け舟を出す保護者
とだいたい四つのパターンがあります。
たいてい4番が多く、両親が来ている場合にはその場で書類の不備がわかり、
両親が言い合いになるケースも・・・たいてい女性が強いようです。
子供が答えられないときや書類の不備があったときに、父母のどちらが対応するか?
最終的な決定権はどちらか?その話し方などから、その力関係がが分かると言います。
こわーいですね。
高校生のくせにそんなところばかり叔母さんみたいになって、困ったものです。
娘が言うには、1番のケースは非常に稀だということです。
質問に対する的を外れた答えに、先生と目を合わせてため息をつくことも多いそうで・・・
タイの子供達、もっと自立しよう!と言わんばかりの勢いです。
4.国立学校合否の仕組み
高校受験者は募集枠が本当に小さく競争率は4倍ほどあります。
(中学から持ち上がる生徒がほとんどなので)
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