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2016年10月27日木曜日

えっ?身体の中に入ってがん治療?

 癌は今治る病気だと言われています。

しかし、それでも『癌』によって命を落とす方が、まだたくさんいるのです。

がん治療のための、最新の医療はどうなっているのでしょうか?

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1.『癌手術』の様々なリスクを軽減してくれる

    最新医療技術とは?


    今流行の『バーチャルリアリティー』を駆使して、


   癌手術のリスクを減らすことができるといいます。


 ①レントゲンからデータを作り、

 ②これを3D化して、

 ③バーチャルリアリティーに変えることで、



なんと!患者の中に入って治療が出来ると言う体験が出来るのです。



これを使えば、健康診断は自分で出来る時代になるといいます。


       スマホでも出来るのです。


精度は0.2-0.3mmぐらいまで、正確に再現します
  
  CTの中に僅か30秒入るだけでこの映像が出来るので
    全身の3Dデータが一瞬で取れるのです。



     この治療法のメリットは・・・



A あらかじめ患者のコピーで学習が出来る為、

   完成度が上がる。


 

B 手術前に患者の体の中を把握する事ができる


C 開腹後にレントゲンでの様子と違う場合がたまにあるが、

  これを使えば詳細にわかる。

  

D また、経験の浅い医師にとっては実感が湧きやすい為、

   迷わずに手術に挑む事ができる


E 医師同士の議論や、患者への説明にも活用できる。


というメリットがあります。


   触感が再現された臓器の模型

   (3Dプリンターで作った臓器模型)もあり


 電気メスで切ると出血もするのです。

    

・患部がリアルに再現されていて、手術の練習に使うことが出来る。

・これで大丈夫となったら、実際の手術をするので心配がない。



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 2.がん患者の生存率を左右する『早期発見』を

   手伝ってくれる最新技術         


大腸がんは、一滴の血液を検査するだけで早期発見できるのです


現在研究段階で来年2017年には、実用化される予定。


           {癌の死因}

     男性               女性
   1.肺がん       1.大腸がん
  2.胃がん       2.肺がん
  3.大腸がん      3.胃がん


 大腸がんは早期発見できれば、内視鏡や小さな手術で取ることも可能であり、決して治らない病気ではありません。



 体の中には遺伝子といわれる設計図があります。


  私達は遺伝子からたんぱく質を作って、


代謝物(糖・アミノ酸・脂肪などの)を動かし生命活動をしているのです。


しかし、がん細胞は得意な遺伝子を持つ、

小さながん細胞が多数共存しているのです


それを発見するのは非常に難しいですが、


たんぱく質が作用する代謝物を調べる事で小さな癌が発見可能になるということです。


***あくまでもポリープなど実際に表面化したもののみを発見することが出来る***


   

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    3.ガン細胞を狙い撃ち



 がん治療は、患者に大変な苦痛をもたらします。



 がん治療が難しいのは、ガンが正常な細胞の中に染み込んでいるので


一個ずつ取る訳にはいかないし、放射線でもガン一個ずつに当てる事はできない為です。


    






     その苦痛を軽減してくれる最新治療法とは?



 がん細胞を狙い撃ちして破壊できる治療があります



従来のX線治療法では、


がん細胞だけでなく周りの正常な組織までも破壊してしまう危険がありました。


もしも正常な組織が破壊されたら、脳細胞は再生しないのです




そこで、研究されたのが、『BNCTホウ素中性子補足療法』である。


がん細胞がたくさん吸収したがるアミノ酸に、

     

薬(ホウ素化合物)を附けて点滴で投与します。



これによってがん細胞は薬も一緒に吸収し 


そこに原子炉から照射した中性子をぶつけると


薬と反応しがん細胞に爆発を起こすというものです。 





 この仕組みでガン細胞だけをどうやって狙い撃ちするのでしょうか?



 点滴で薬を投与すると、ホウ素化合物がガン細胞だけに蓄積されます。



 中性子を当てるとホウ素化合物(薬)と反応し爆発して、


      ガン細胞を破壊する仕組みです。





正常な細胞は摺り抜けていきますが



正常な組織に対するダメージはゼロではないので、


                                                                    回復させる薬も開発中だと言うことです。


 この治療法を2年半前に受けた患者は、


 当初の予測余命が4ヶ月弱だったが、


 治療後半年で職場に復帰したのです。


   

 現在は原子炉を使わない、小型の加速器を開発治験中だという事です。


      副作用は・・・


・髪の毛が抜ける。




薬が毛根に多く取り込まれるため毛根にダメージが残る。



  
ということです

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