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2017年10月27日金曜日

空に現れたプミポン前国王陛下









昨日10月26日は、プミポン前国王陛下の国葬が


厳かに行われました。




公的機関、学校はもちろんのこと


企業、銀行、ショッピングモールなども休みとなり、

市民が最後の別れをできるように、各県で献花台が設置されました。













首都バンコクでは、何日も前からゴザを敷いて


場所取りする人の姿を、フェイスブックなどにアップされていました。






私が住む東北地方でも、市中心部に献花台が設置され


朝9時からの受付に、たくさんの市民が押しかけ


朝から夜まで並んでも、献花台のある場所まで進めない人もいたほどでした。





献花台の裏側

表側は写真撮影禁止だったそうです。







我が家の夫と長女は、6時に家を出て。献花できたのは11時でした。


その後準備されていた軽食を、頬張り帰宅しました。

(タイ風焼きそば・ソムタム・たまご焼きごはん・お菓子など)



我が家から、市中心部まではバイクで10分です。


5時間並んでいたことになります。



バンコクのように、徹夜組はさすがにいなかったようですが


早い人は午前3時ころから並び始めていました。





娘の話では、せっかく長い時間並んでいたのにも関わらず、



献花できずにやむを得ず帰った人も、中にはいたそうです。


なぜかというと・・・・




 服装が適当ではない。 


 IDカードを持っていない。 


などの理由です。



服装は写真のように、


男性は黒のスーツなど


女性はスーツやワンピース(袖のある服装)


学生は制服となっています。


靴は黒一色で、飾りのないものに限られていて

(学生履は飾りが付いていても可)


見回りの警察官に注意され


新品と見られる靴の飾りを、もぎ取るご婦人の姿を


娘は見たそうです。


『高級そうな新しい靴の飾りをもぎ取っていて


 可哀想だった』と娘。



市内中心部に向けて、四方向に列が作られていたようですが


並ぶ場所によっては、同じ時間から並び出しても


献花できる時間に、1時間以上差があったことも


友達とのラインで分かったと、娘が言っていました。


中には割り込みする人もいて、注意して見ていない警察官候補生に


罵声を浴びせたり、殴りかかる人もいたそうです。


まだ警察学校に通う学生も駆り出され


警備に当たっていたようで、『可哀そうだった』と娘。




プミポン前国王陛下と最後のお別れをするために、



暑い陽射しの下、長時間並ぶタイ国民。


それをご覧になるかの様に、現れた不思議な雲。









南タイに住む息子が、献花に訪れたところで撮影した写真を


ラインで送ってくれました。


右の雲が、背中を向けたプミポン前国王に見えます。


帽子を被り、横を向いておられます。


左の雲は、プミポン前国王陛下のお母様のように見えます。


各国から弔問に訪れた国賓に対する感謝と


プミポン前国王陛下を偲ぶ国民に会うために


出現されたのではないかと感じます。


『良いことをしなさい』の教えに従い



この日タイ全土で、無料で食事を振舞う飲食店



無料で送迎するバイクタクシー・トゥクトゥクなどの姿が見られました。


読んで下さりありがとうございました。














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