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2017年2月13日月曜日

十八年ぶりの映画館でチケットの買い方に驚きました

昨日久しぶりに、なんと十八年ぶりぐらいに映画館で映画を観ました

長女がどうしても観たい映画が、夜八時からの一本しかないと言うので・・・

そんな時間に一緒に行く友達もなく、ひとりでは隣に誰が座るか分からず、危険なのと
しかも終わるのは十時すぎで帰りが心配です。


今は割引期間で通常120バーツが79バーツになっているということと、

娘が観るのは日本の青春映画『僕は明日、昨日のきみとデートする』で、

訳を見る必要もないので重い腰を上げて行って参りました。




家を出たのは午後七時。


いつもなら自転車で行くところを、自転車置き場が九時半に閉まってしまうのと

バスもその時間はないので歩いていきました。


ショッピングモールの三階でまずチケットを購入し、最近のチケット売り場に驚きました。


窓口で買うわけでもなく、券売機(分かりやすく・簡単な)ものでもなく・・・


これは一人で来たら買うことはできないようなものでした。


タブレットの大きい版のような画面にタイ語でいろいろ書いてあり


・まず映画を選び

・カードをスラッシュ

・シートの値段と人数を選び(150バーツから79バーツ)

・カードをスラッシュ

・シートの場所を選び

・最終的にカードで精算

だったかな?


娘は慣れた手つきで操作します。


既に真ん中の一番良い席は売れていましたが、席はたくさん開いていました。








前日に友達と映画を観に行った次女は、自分達のチケットを買いその場を離れようとしたら

後ろの人に腕をつかまれ『買ってくれ!』と中年のおじさんに頼まれたそうです。

その人の彼女は椅子に座って待っていたようで、後ろにも人が並んでいて、

係りの人を探しにその場を離れる事もできず、慣れた手つきで買う娘に頼んできたようです。


きっと私でも同じことをしたでしょう・・・


上映まで時間があったので、ショッピングモールの中をうろうろ。


まず本屋で『君の名は?』の本(普通の文庫本と漫画本)を購入しました。







映画『君の名は?』を観て感動した長女は、毎日のように主題歌か劇中の歌を聴き、

この本の購入も一ヶ月悩んで決めたようです。


タイは本が高いのです。

漫画本は85バーツ(約300円)、文庫本は275バーツ(約900円)


タイ風そば一杯が平均して30バーツから50バーツで食べられることを考えると
(約100円から170円)
とても高価なものです


その後DAISOの中を「ケーキの型が欲しいなー」とか「アロマの香るローソクもいいね」

などと物色して何も買わずに出てきました。


ショッピングモール内のフードコート
昔に比べ日本食店が増えました
フードコートの食事はタイ料理でも高くて美味しくないので
私は食べませんが、タイの人は家族で食べたりしています。
美味しく作ったらもっと繁盛するのになぜ美味しくないのか?
タイ人が作るのだから、タイ料理は普通のレベルにできるはずなのに
不思議だねーと娘も言っています。


そろそろ入場の時間になったので、映画街へ行くと・・・

娘の親友のお姉さんらしき人が、ひとりで座ってスマホをいじっていました。
(ドイツに留学中)

何度か会ったことがあるだけなのでLINEで友達に確認すると

『そう、今LINEで私と話しているところ』と返事が来て大笑い。

しかも同じ映画で席も近い事が分かりました。

友達がお姉さんにも娘のことを知らせた様で、目が合いお互いに苦笑い・・・




席に着くとすでに予告が始まっていました。

トム・クルーズ主演の映画など数本の予告があり、その音響効果にまず驚き

思わずボリュームを下げようとして、ここは家のパソコンではなく映画館だった事に
気づきました。


映画は『僕は明日、昨日のきみとデートする』でした。


題名から異次元から来た彼女なのかと想像していたら・・・その通りでした。


主人公が一目ぼれした彼女は、彼が未来に進むのとは反対に進んでいくのです。

彼女は、彼にとっての未来から過去に進んでいくので、

昨日ふたりで話した記憶など彼女には残っていなくて、(彼女にとっての未来になるので)

彼が知らない未来のことは(彼女の過去)良く知っているのです。



すぐにストーリーが分かる単純な映画でしたが、主人公のふたりは可愛く、まあまあということにします

ファンが観たら、「よかったー」なのでしょう。

娘は気持ちを入れて観ていました。






ショッピングモールは10時に閉店します。映画の終了は10時を回っていました。


みつけるのに少し時間がかかりました。


看板を置いておくとか、何かあったらいいのに・・・映画館の従業員はそうじに夢中で

客には目もくれず働いています。警備員がいる訳でもなく・・・

改装されて立派になっても、こういうところはやはりタイ風だな。と思いながら帰ってきました。


久しぶりの夜遊びでした。






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