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2017年2月20日月曜日

時間に対する概念『まだ』と『もう』どっちがいいの?

皆さんは時間を守るほうですか?



時間に対する概念は人それぞれ違うのだということを、今日又改めて実感しました


1.早めに行動する 


2.丁度ぴったりになるようにする 


3.ルーズ 


いろんなタイプの人がいると思います。









日本で育った私とタイで育った夫。


時間に関する概念が全く違います。


私は1の早めタイプですが、夫は2と3の間くらいです。



私は時間には正確で、待ち合わせの10-15分前くらいには到着できるように

行動する癖がついていますが・・・



夫は少し違います



それはやはり環境によるものが大きいのかと思います。


タイは渋滞があるので時間通りに行動するのは大変難しいのです



***タイの交通事情は・・・************




私が住んでいた十五年前まで、バンコクでの移動手段と言えば

・バス (エアコン有り・無しによって値段が違う)


・タクシー


ボート(悪臭と水はね、滑って落ちる危険有り)


バイクタクシー(車の間を縫うように走る、少し危険な乗り物)


徒歩




朝晩の通勤時はとにかく車で道路が埋め尽くされるほどの渋滞です。



バスで通常(すいている時)20分で移動できるところでも雨が降ったらひどい渋滞になり、


その3倍以上、あるいはそれ以上かかることが日常茶飯事です。




雨が降らなくても接触事故や違法駐車などにより渋滞する事もしばしばです。



渋滞で全く動かないのか?それとも少しづつ進んでいるのか?によって、バスにそのまま乗って目的地まで行くのか?


降りて徒歩で行くか、バイクタクシーで行くかを常に考えながら通勤しているような状態です。


私はバンコクで働いている時には、早め早めに家を出るようにしたり、

ボートを利用したりしました。



汚い水しぶきが掛かったり、乗り降りの際に足を滑らせ運河に落ちる人も中にはいるので


敬遠されがちですが、渋滞もなく時間通りに着くという面では快適で私は好きでした。



妊娠中はボートは危険なのでバスを利用し、全く動かない渋滞の時には徒歩で行かれるところまで我慢してバスで行き、徒歩圏内に入ってから降車したりしました。


息子がお腹にいる時(安定期6,7ヶ月の頃)、家の近くのバス停で既に動かない状態だったことがあり、


職場まで一時間ぐらいかけて歩いたこともありました。




最近はBTS(高架電車)やMRT(地下鉄)の普及により、以前よりも渋滞は緩和されているようですが・・・





日本の交通事情とは全く違います。


つくづく便利なところで生まれ育ったと感じます。



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時間に対する概念が違うと再認識させられた出来事とは・・・



グループの宿題をする為に、前日(土曜日)から友達の家に泊まりこんでいた次女が


翌朝電話をして来ました。



電話を切った夫は9時に迎えに行くと言います。



「もうすぐじゃない」 という私に


『まだだよ。まだ8時半だから・・・」と夫


9時というのは、娘が迎えに来て欲しい時間です。


今すぐ身支度をして出れば、9時丁度ぐらいに目的地に着くはずです。


「まだ、ではなく、もうでしょ」と言いながら様子を見ていると・・・



結局夫は自分がやりたいことをしてから身支度をして、9時に家を出て行きました。


迎えに行く場所が友達の家なので、多少は待たせてもいいかとは思いますが・・・



『まだ』と『もう』の違い。



時々『まだ』と考えてゆったり過ごすのと



『もう』と慌しく支度をして、自分が決めた時間に出て行くのと



どっちがいいのかな?『まだ』の方が豊かな感じもする・・・などと感じます。



でも、昨日の場合待っている人がいる訳ですから、やはり『もう』でしょ。と思いました。




人から頼まれた事を


1・すぐにする 


2.後でする (必ずするけど手が離せない場合など)


3.頼んだ人により『すぐ』と『後で』をわける 


4.何度か催促されてからする 



これも夫と私は違います。



私は基本的に1か2ですが、夫は3.4です。



子供達が頼んだ事、書類にサインだけでもすぐにする事はほとんどありません。


基本的に『後で』が習慣になっています。が・・・


義父母が頼んだ事はすばやくします。




私が頼んだ事は何年待ってもやってもらっていない事がいくつかあります。


自分に直接関係しないことは、後回しか忘れてしまうようです。


たとえば・・・


玄関にチャイムをつけて欲しいと十五年前に頼みましたが、未だに付けてくれません。



トイレの水が流れないとか、自分に関係があることはやってくれますが、


チャイムは自分にはあまり関係がないので・・・




私の父はどんなに忙しくても、困ったことがあったときにはすぐに対処してくれたので、


最初は驚きました。

父親というのはすぐに何でもやってくれるものだと思っていましたから。





でも夫のお蔭で父の偉大さに気づかされたので、それも良しとする事にしました。


長年の習慣を変えるのは難しいことです。




これは悟りではなくあきらめの方が強いのですが・・・やってもらえると期待して待って疲れるよりも、


他の方法を考えるようにした方が発展的です。





子供達も、すぐにはしてくれない父親とすぐにしてくれる母親の両方を見て、


自分はどうするのか?どうした方がいいのかを学んだようです。




夫の名誉のために言うと、私と出かける時に限っては、私よりも早く身支度が終わるように努力しているようです。










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