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2016年12月5日月曜日

風邪の時アルコールは厳禁!


師走に入り寒さも厳しくなり、風邪を引く人も増えているこの時期。

長引かせないようになるべく早く、処置したい。

ではどうしたら良いのか?

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目次


1.食事で体温を上げる
2、水でウィルスを流す
3、外出時はマスクと手袋をする
4.家のなかでは?
5.風邪かな?と思ったら葛根湯を飲む
6.薬をお茶で飲んでも大丈夫なの?
7.風邪のワクチンはないの?
8.睡眠時間と風邪・病気との関係


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風邪を予防するには、引き始めに退治することが重要である。


風邪の引き始めとは、ウィルスには感染しているが汗がない状態をいう。


そのときに気持ちの良い汗をかくと、だいたい治るという。


気持ちの良い汗をかくために、体の温度を上げるとよい。



気持ちの良い汗をかけないと風邪が長引く可能性がある。


上手に温度を高くしてあげることで、ウィルスが死滅する

その温度は37度だ。


1.食事で体温を上げる


 食欲がなくても朝食は無理に食べたほうがいいそうだ。



 なぜなら朝食を食べる事で体温を上げ、ウィルスと戦うため。




 では、朝食には何を食べたら良いのか?


 体が暖めるには、パンよりもご飯の方が良い。


 できればおかゆで、湯豆腐・野菜スープなどをプラスするともっと良い。


 のどの痛みがある時には、白身に含まれるリゾチームが炎症を抑える効果が


 あるので、卵をいれるとよい。


 アルコールは飲んだら体温が上がるが、

 その後急激に下がるため飲まないほうが良い。


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2.水でウィルスを流す


 風邪ウィルスは20分で体内に侵入するという。


 予防としてうがいをするとしたら・・・15分-20分ごとにしなくてはいけない。


 そんなに頻繁には無理な場合は、10分ー20分ごとに水を飲むと良い


 水でウィルスを洗い流す。ウィルスは胃に入って胃酸で死滅する。


 又、よく噛む事で唾液が分泌されウィルスを殺すので ガムを噛んでもいい。


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3.外出時は、マスクと手袋をする



 外出する際にマスクをしても、顔とマスクの間に隙間があると



 ウィルスは小さいからマスクの脇から入ってしまう


 ウィルスの大きさは1ミリの1万分の1と小さい。



 外出中はウィルスがつきやすく、手についたウィルスは一週間生き続ける。


 なので手袋をすると良い。


 その際、家を出てからはずさずに帰宅すること。


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4.家の中では?


 家の中では、窓を開けて換気をしたほうがいい 。


 窓を開けるとウィルスが入ってくるのでは?

 と心配する方もいるかもしれないが、


 外の人口密度(家の周りの道路など)よりも

 家の中の人口密度の方が高いから、


 換気をしてウィルスを外に出したほうがいい。



 しかし、掃除を余りしていない場合は窓を開けることで


 ウィルスを巻き上げてしまう事もあるので、

 こまめに吹き掃除をしてきれいにしておく。


 外から持ち込んだウィルスは、通常半日から二日で感染しなくなる


 ウィルスは人に感染しない限り増えない。

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5.風邪かな?と思ったら葛根湯を飲む


漢方が薬として使われ始めたのは、1800年前

風邪の引き始めには葛根湯が良い。


(およそ1800年前に描かれた中国の古典に書かれている)


葛根湯の生薬は7種類

葛根・麻黄・芍薬・甘草・桂皮・生姜・大そう

『葛根湯』を早く飲むと気持ちのいい汗が出るので、時間を気にせずに


すぐに飲むほうが良い。寝る前でも良い。



漢方薬は食前・・食後では効き目が薄くなる。



        風邪っぽいなと思ったら飲む。悩んだら飲む


西洋薬は食後・・食前に飲むと胃が荒れやすい。



        辛い時に飲む。悩んだら飲まない。



***症状がいつもと違うと感じたら、病院に行くこと***

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6.薬をお茶で飲んでも大丈夫なの?


  最近の薬はお茶で飲んでも問題ない。


  しかし、処方された際の薬剤師の指示に従う事。

  (心配な方は必ずぬるま湯で)

  そしてグレープフルーツは、避けたほうが良い


  薬物を分解する酵素の働きを邪魔するので、効き目が強くなりすぎる。


  薬を常用している場合は、生のグレープフルーツ・ジュースも避ける





***下痢でも咳でも、体から悪いものを出しているので、



   全くゼロにしてしまっては良くない。



   軽い咳なら、咳止めで抑えないほうが良い。



   体が疲れるほどの症状なら(熱・咳・下痢など)薬で抑える***






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7.風邪のワクチンはないの?


人が生涯で風邪を引くのは平均200回

子供は免疫がなく引きやすく1年に10回位引くと言われている



風邪のウィルスは200種類以上いる。

これまでワクチンを作るのは難しいと言われてきた。


しかし海外の研究グループが大人の風邪の3分の1の原因と言われる

『ライノウィルス』のワクチンを開発した。



風邪ワクチンが出来るかもしれない。


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8.睡眠時間と風邪・病気との関係


 免疫力を下げない事が大事なので睡眠をとることは大切である。


 眠くなくても布団に横になるだけでも良い。


 アメリカの研究チームが被験者164人にかぜのウィルスを投与して


 風邪と睡眠時間の関係を調査した所、睡眠不足によって風邪を引く確立が


 4.2倍上がる事が分かった。



・睡眠時間6時間未満の人は、7時間以上寝ている人に比べ約4倍風邪を引きやすい・


・睡眠時間5時間未満の人は『高血圧のリスク』が約2倍


・睡眠時間5時間未満の人は『心臓病発生率』が約1.5倍



 人間が長生きするのに適した時間は7時間。


 睡眠不足は寿命を縮める。


 しかし睡眠で大事なのは『時間よりも質』である。


 良質な睡眠をとっている人は、夜八時過ぎると体の内部の体温が下がっていく。


 そうするとぐっすり眠れる。


 ・寝る八時間前ぐらいまでに激しい運動はしておく。


 ・寝る前の水分補給も直前ではなく最低でも寝る1時間前に’済ませておく


 ・お酒も同様で、寝る直前はだめ。


 そもそもお酒を飲んで寝ると、よく眠れると言うのは間違いで、


 そう感じるのは最初の2時間だけで、

 その後はアルコールが身体を活発にする神経を刺激して


 質の良い睡眠を取ることが出来ず、身体や脳は殆ど休めていないことになる。

 どうしても飲みたい人は、コップ一杯を寝る3時間前までに飲むこと。




夕飯から朝食まで8時間空けて食べると内蔵の時計が朝だと認識するようになる。


そこでしっかり朝食を食べる事で、体内時計のリズムが正しくなる。


(脳の時計と体内時計が一致する)


それが質の良い睡眠に繋がっていく。


慢性的な睡眠不足は生活習慣病(糖尿病・狭心症・心筋梗塞)の原因にもなる



眠れない時には、手を温めると眠りやすくなるので手袋をすると良い


赤ちゃんは眠くなると手が暖かくなる。


それは手から熱を放出して、体の内部の温度を下げているから。


同じように手袋で暖めると、内部の体温が下がり眠りに入りやすくなる。


しかし暖めては行けない場所もある。


それは、頭だ。頭には動脈が流れていてそこを暖めてしまうと


体の内部温度が上がってしまう。


昔から言われているように、頭はなるべく冷やして手足は暖める。






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