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2016年9月26日月曜日

ペットビジネス

六年ほど前から『猫ブーム』が巻き起こり、『ネコノミクス』という言葉も使われていますが、

その背後で不要となり『殺処分』される猫を含めた動物が年間10万匹もいるという悲しい現実があります。


殺処分の現場を見たらいたたまれなくなり、『何とかしたい』と思う人が殆どだと思います。
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目次


1.殺処分の方法

2.なぜ殺処分されるのか?

3.引き取り屋とは?

3-1.売れない動物の処分方法
3-2.引き取り屋ではどの様に飼育されているのか?

4.他国の現状


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 1.殺処分の方法                




怯えたように泣く犬が、数匹一緒に特殊な容器に入れられ、二酸化炭素が送られ数分で絶命する。

そして、捨てられる。

なんて残酷な方法でしょうか?


 2.なぜ殺処分されるのか?            


 大量生産され、余剰がでるため殺処分されるのです。


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日本の仕組み



ブリーダー・・・ペットオークション・・・ペットショップ

      ←余剰が→         ←余剰が→

     生まれる          生まれる




スイスの仕組み



 ブリーダー       免許(講習

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→ 飼い主

 保護施設        違反すると罰金



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 3.引き取り屋とは?              



 殺処分が無くなることを目指し

『改正動物愛護法』(平成25年)が施行された事により、

『殺処分』は減少傾向にあるが、法に隠れて『引き取り屋』という業者が生まれ、

『虐待・飼い殺し』されているのが現状なのです。


悪質な『引き取り屋』が生まれる背景には、

売れない動物は『場所・お金』もかかるという

ペットショップ側の事情があるのです。




 3-1.売れない動物の処分方法       


従来は、ペット業者が売れ残った動物を殺処分可能な自治体へ持ち込んでいましたが、

『改正動物愛護法』により出来なくなり、引き取り屋に持ち込みます。

引取り屋に持ち込む事は、違法ではないのです。


 3-2.引き取り屋ではどの様に飼育されているのか?


ある引き取り屋では

充分な清掃もされない小さなケージに入れらて、数百匹が飼育されていたりします。


ぐったりして動かない犬や怯えきっている犬もいます。

1匹数万円で引き取られてくるのです


時には瀕死の犬が保護されます。

たいていが栄養失調が原因立ったりするのです

病院で手当がなされても死に至るケースが少なくありません


動物愛護団体が、業者を訴えると 


「元々死ぬ命を助けてあげてる」と主張するのです。  



今の流通のしくみが、引き取り屋を生む土壌になっているのは明らかです。


大量生産・大量消費、ペットにはに合わない仕組みなんだという事は、間違いありません。

生命あるものがこのように扱買われているとは・・・・・

大量生産されれば余剰が出るのは目に見えています


命を大切にする方向で改善されることを願います。




 4.他国の状況               




スイスでは公共の交通機関も、犬用のチケットを購入し乗る事ができるようになっています。
 又街中に、犬の糞など専用のゴミ箱があるそうです。


日本では。愛玩動物 



ヨーロッパでは伴侶と考えられているのです


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ペットビジネスは、1兆4千のマーケットがあるので、

今すぐに変える事は出来ないというのが現状のようです。


この問題を検討・改善していくのは、環境省なんですね。

悪質な業者をきちんと取り締まって

飼育環境などが改善されるように願います。


日本もヨーロッパのように、動物に対する考えを改めていくべきなのではないでしょうか?
 
犬や猫は殺される為に、生まれて来るのではないのですから。****
            
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我が家でも雑種(ニモ)とシーズー犬(クッキー)を二匹飼っています。
  
前にも書いたと思いますが、タイでは市場などに子犬や子猫を持ち込んで売られています。
(血統書つきから雑種まで)

売れ残ったら・・・『野良ちゃん』になるのでしょう。


我が家のクッキーにもお嫁さんを探してあげようかと思っていたのですが、

縁がなくてもう八歳になってしまいました。
 

 雄側雌側の飼い主の合意のもと交尾され、

『もちろん犬たちの相性も合えば』の話ですが


通常生まれた子犬は、一匹のみ雄側に、

残りは雌が引き取るという仕組みになっています。

その子犬たちは、そのまま母親の元に残される犬、市場で売られる犬と分けられるのです。

中には売れ残る犬も・・・

お寺などに捨てられた犬がたくさんいます。

やはりお金の為に商売として繁殖させているのが、現状のようです。


クッキーに『お嫁さん』が見つからなくて良かったかもしれません。

 我が家ではこれ以上飼うことは難しいので・・・









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