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2017年1月7日土曜日

驚くべき発見!iSC細胞

今日は昨日に続き病気の話です。


日本人の死亡原因の中でも上位を占める『脳梗塞』。


血栓が血管を塞ぎ、その先の細胞に酸素や栄養素が行かず



死んでしまった細胞は生き返ることがないと言われています。



それによって


言語障害や記憶障害・麻痺などの後遺症で

苦労している方がたくさんいます。


でも今回、ご自身だけでなくそれを見守り助ける家族にとっても


希望が持てる発見がありました。





それが『iSC細胞』です。(虚血誘導性多能製幹細胞)




トカゲなどの爬虫類は尻尾が切れたりしても又再生されます。



それと同じ働きをする細胞が『iSC細胞』です。




人間には無いと思われていたのですが・・・




これまで血管がつまり脳梗塞になった方の死んでしまった細胞のまわりを


詳しく調べる研究者はいなかった様ですが



それを調べて、栄養が行かない飢餓状態になると 元にもどる細胞を


発見されたのが兵庫医科大学の松山教授のチームです。




もしこの細胞を遺伝子レベルで解明出来たら、


障害が残った機能が回復したり、



又、この細胞はいろんな細胞に変化することが出来るので


脳だけでなく、心臓や脊髄などの細胞を修復して


元の状態にする事が可能になるかも知れません



奇跡に近いことです。



ノーベル化学賞を受賞した山中先生が研究された『iPS細胞』は

(人工多能製幹細胞)



移植した場所が『癌』になりやすいという欠点があるそうです。



しかし、この細胞はもともと私達の身体の中にあるものですから


その可能性は低いと思われます。




ものすごい発見であり、大きな希望ですね。





学会からもどんどん研究を進めて欲しいという要望があるそうですが



それを研究するには金銭的に余裕がなく



なかなか思うように出来ていないのが現状だと言うことですが・・・




***研究者の資金源は ****

主に大学・文科省・特殊法人・地方公共団体・民間企業など

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日本では資金的に難しいのか?

日本を離れ アメリカなどで研究を進める研究者が多いと聞きます。


そういう方が大きな発見をした場合、


それを日本に持ってくるには又時間がかかったりするのです。

日本の優秀な研究者が日本で研究して、成果を出し


貢献できるようにして頂きたいものです。


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昨日までの湿気が嘘のように今日はからっと晴れています。


気温は24度と高めで、昼過ぎには30度を超えそうです。


今月終わりに誕生日を迎えまる次女は 

「去年の誕生日は、確か13度位でとても寒かった。

 今年は暑いね」


と言っています。


確かにとても寒いときがありましたが、それがどの年だったのか?


子供が小さい頃は、寒かったときに子供がどんな服装をして


背はどのくらいの高さだったかなど、関連して覚えていますが


すでに追い越されて数年経つと・・・

さっぱり分からなくなりました。


それに痩せっぽちの次女は私が「暑い!」と言っていても


涼しい顔をしていたりします。


皮下脂肪の厚さが違うから、体感温度も違うのです。


毎年『乾季から暑気』に季節が変わるとき、突然のことが多く


体が暑さに慣れるまで時間がかかります。


寒さも恋しく捨てがたいですが、このまま少しずつ暑気(盛夏)に


季節が移行してくれたほうがいいように思います。







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