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2017年1月8日日曜日

不用品の使い道






新年がスタートして一週間が経ち、

ようやく生活のペースが戻ってきました。


昨日は、年末に掃除をした際に出てきた不用品を売って来ました。




日本では、ペットボトル・ビン類などを区別して


決められた曜日にゴミとして出していると思いますが、


タイではそれらのものを買い取ってくれる業者があります。





分別してそれぞれ袋などに入れて取り置くので


結構大変な作業でもあります。




忙しい人や取り置くスペースがない人などは、

ゴミとして

道端に設置されている公共のゴミ箱に捨てていきます。




それを拾い集めて売り、生計を立てている人もいるのです。



我が家の子供達も、夏休みなどに


「何もすることがないからゴミ拾いに行ってもいい?」と


近所の友達とゴミ収集にでかけ


ゴミ箱にない場合は 道端に落ちていないか?探し

どこかの家の前に少し取り置きされているものを

交渉してもらったりして

お小遣いを稼いで駄菓子を買ったりしていました。



タイではナイトマーケットで中古品なども売られています。


夫は昼間は別の仕事をして、

夜『古本・CD・中古の家電製品』などを

よく売りに行きました。


当時は、一区画20バーツ(約60円)で借りられたので

二区画借りて、一つは自分で、もう一つは茣蓙を敷き

CDなどを並べ息子と娘を座らせて

店番させたりしていました。


もちろん集金も子供達がします。


次女が生まれてまもなくだったので、

息子が4歳、娘が2歳ぐらいでした。


その二区画は隣り合っていたわけではなく、

離れていたそうです。


売り上げからお駄賃を貰い、夫が行く時は必ずついていき

商売のやりかたを小さいながら学んでいました。




マーケットには中古品の携帯・電気製品・洋服・くつなど

いろいろなものが売られていました。


中にはリモコンの山もありました。買う人がいるのです。

もちろん新品を売る屋根つきのショップもあります。





そのマーケットは何度も整備され、

夫も古本屋を構えて毎晩店を開け

土・日になると子供達も手伝いに行ったりしていました。


お駄賃とお買い物目当てで・・・



似顔絵を描く人もいたりして、

一枚20バーツで描いて貰ったものです。

そっくりに描かれていて驚きました。

















今はそのマーケットもきちんと整備されて立派になり、



銀行や郵便局も出来ました。


食料品や日用品を売るスーパーまで。


食品を売る屋台はもちろんたくさんありますが、

マーケットへ行くだけで全てがまかなえるようになっているのです。


そして以前ほど中古品を売る人の姿は

多く見られなくなりました。


とても便利になりましたが、家賃が高くなり


店主は皆苦戦しているようです。




夫もそのひとりで

家賃は値上がり、場所は端のほうに追いやられ



またインターネットで情報収集ができるようになったことで


古本の需要も殆どなくなり、結局店閉まいしました。


本を読む人が本当に減ったのです。




夫は本が大好きで『家の中に図書館をつくる』

という夢がありましたが


良い本が安く手に入りにくくなりました。


売れ残った本を選別して残してあります。










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さて、昨日の私の収益は・・・

151バーツでした。(約500円)

売ったものは

・炊飯器 大1
     小1

・浄水器 1

・かご 3

・古新聞

・ダンボール箱

・ペットボトル

・プラスティック製品

・びん

・アルミ(ジュースの缶)





これらのものは、

義父が孫達の小遣いにしなさいと言って

拾ってきたものなどです。

それを運ぶリヤカーまで買ってくれました。(笑)





炊飯器は義父が使っていたものです。


壊れているのに大事にしまっているので処分しました。

そういう時はこっそりと、

義父がいない隙に行かなくてはいけません

もし現場を押さえられると

「あ、それ待って使うかもしれないから・・・

と始まるからです。


(壊れているから、修理しないと使えないのに。)


すでに壊れて一年以上が経ちます。

もちろん新しいものを購入して使っているのです。


不要なものを家の中においておくのは嫌なので、

お金に換えてきました。



















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